桜花賞「悩みに悩んで」

過去２０年の成績から１着馬の条件を調べてた。まずは桜花賞に出走するまでのステップというのは重要で前走だけを見てみると前走着順［１０－５－１－２－０＝２]（１～５着と６着以下）、前走人気を見てみると［１６－１－１－２－０＝０］となって勝つような馬は前走で連対していて、尚かつ１人気というのがベストではなかろうか。このデータからは前走５人気以下の馬が勝つのは難しいかと。もし、勝つよなことがあれば当然大荒れでしょうね。前走４着馬が２勝しているが、この２頭は前走１人気（チューリップ賞で）だった。しかも、共通しているのがそれまでは連勝していると言うこと。この条件に当てはまるのがテイエムプリキュアでした。

騎手別で見ると怖ろしいことに武豊は１５回騎乗して５勝２着３回３着１回となって勝率３３．３％、連対率５３．３％、複勝率６０．０％。１人人気での成績は３勝３着１回で複勝率は１００％。人気の範囲を広げて１～３人気だった場合は１０回あって５勝２着２回３着１回で勝率５０％、連対率７０％、複勝率８０％。ということは上位人気になった時はかなりの確率で馬券に絡んでくるということだね。

ussyさんが血統の事を書かれていたのでそれも調べてみた。大まかな分類ですが過去２０年でNorthern Dancerの血が入った馬は１４頭いた。また、Nasrullahの血が入った馬は１４頭いた。最近の１０年に絞って見るとNorthern Dancerの血が入った馬は１０頭、Nasrullahの血が入った馬は５頭、Turn-toの血が入った馬は５頭いた。以下の表は大まかな分類で色分けしたものだが最近はサンデーサイレンスの血が入った馬が勝っている。

そこで、結論を出したい所だが時代の流れからサンデーサイレンスの血が入った馬で前走１人気で勝った馬はアサヒライジング、コイウタの２頭、１人気だった馬はフサイチパンドラだった。過去２０年で関東馬が勝ったのは０４年のダンスインザムードと８６年のメジロラモーヌだった。それまでにも何頭も関東馬は出ているがあのメジロドーベルでさえ勝てなかった。能力が抜けていないとかなり厳しいということからアサヒライジングとコイウタは厳しいと思う。じゃあ、、フサイチパンドラでいいかと言ったらこれまでのレース振りからはちょっと買いにくい。そこで、馬券の対象としてフサイチパンドラ、アドマイヤキッス、テイエムプリキュア、シェルズレイ、ユメノオーラを選んでみた。データはあくまでも事前の情報として「知らないよりは知っていた方がいい」程度でこれまでのレースぶりから選んでみた。

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