エルムＳの予想「悩ましいけど面白い」

2006.09.182020.02.17

　例年と比べるとかなり濃いメンバーが集まった。予想する方としては目移りがして困るところだけど、レースが面白いだけにここは何としても儲けたい。

　今回のメンバーは地方重賞を使われている馬が多いのでＴＡＲＧＥＴ指数やＺＩ値は参考程度にしか使えない。参考ではあるが、ＴＡＲＧＥＴ指数でダート中距離（１６００ｍ以上）を見てみると(1)オーガストバイオ、(2)ヒカルウイッシュ、(4)タイギャラント、(5)タイムパラドックス、(12)ロードマジェスティの５頭以外は指数１００以上なのでどの馬にも勝つ能力はある。(1)オーガストバイオ、(2)ヒカルウイッシュは指数が９７以上なのでノーチャンスではない。この中から軸に選んだのはＴＡＲＧＥＴ指数ダート中距離でトップ（１０７）の(7)サカラート。鞍上の武豊はこの馬に３回騎乗して１勝。しかし、サカラートの出たレースに他の馬に騎乗した場合（サカラート対武豊）は１２戦して武豊が５勝、サカラートが２勝だった。騎乗していなくてもそれだけサカラートの走りは知っていると思う。それに、第一人者は他の馬の事もよく知っているからね。

　このメンバーだと１０００ｍ通過が５９秒台～６０秒台前半になると予想して、この流れで踏ん張れる馬をピックアップすると(3)ジンクライシス、(6)ドンクール、(8)トーセンブライト、(9)パーソナルラッシュ、(10)ヒシアトラス、(11)ワイルドワンダーの６頭。この中ではどの流れでも必ず上位にくる(10)ヒシアトラスは外せない。穴ではスピード競馬が合っている(3)ジンクライシス。(8)トーセンブライトと(11)ワイルドワンダーは力をつけているが人気ほど信頼は置けないと思っている。どうしても当てるとなるとこの６頭にサカラート入れた７頭の３連複ボックス（３５点）。だけど１２時３０分現在で３５点の合成オッズは１．８２だから馬鹿らしくて買えない。これだったら３５点分をサカラートの複勝に入れた方がマシ（複勝２．０倍）。サカラートの１頭軸で６頭に馬連で流した場合の合成オッズは３．６６倍、３連複で相手６頭ボックス（１５点）では３．０３倍。僕の的中率だと４倍以上は欲しいので悩ましいところだね。どうするかはギリギリまで考えてみてから。

枠	馬	印		馬名	性齢		騎手	斤量	ZI		前	走		2走	前		3走	前		4走	前	5走	前
1	1			オーガストバイオ	牡5	*	勝浦正樹	56	112		D17	94		D18	98		D18	90		D16	92	D18	93
2	2			ヒカルウイッシュ	牡4		北村宏司	56	108		D17	97	+	D18	91		T16	81	+	D16	96	D16	92
3	3		$	ジンクライシス	牡5		山口竜一	56	97		D23	—		D16	—		D24	—		D17	—	D18	92
4	4			タイギャラント	牡9		井上俊彦	56	0		D16	—		D16	—		D16	—		D14	—	D17	—
4	5			タイムパラドックス	牡8	*	柴山雄一	59	109		D23	—		D20	—	+	D24	—		D16	92	D21	—
5	6			ドンクール	牡4		福永祐一	58	105	+	D14	—		D16	—		D19	—		D20	—	D18	83
5	7	◎		サカラート	牡6	*	武豊	58	121	+	D16	—		D18	100		D16	96		D21	—	D21	92
6	8			トーセンブライト	牡5		藤田伸二	57	119		D17	102		D17	94		D14	92	+	D18	92	D18	90
6B	9		$	パーソナルラッシュ	牡5	*	岩田康誠	59	117		D23	—	+	D23	95		D24	—	+	D21	62	D19	—
7	10			ヒシアトラス	牡6	*	横山典弘	57	119	+	D23	92		D18	100		D18	102		D18	98	D18	96
7	11			ワイルドワンダー	牡4		後藤浩輝	56	121	+	D16	102		D18	95		D18	95		D18	99	T14	82
8	12			ロードマジェスティ	牡4	*	四位洋文	56	106	+	T16	97		T16	90		T16	87		T14	88	T18	91
8	13			タガノゲルニカ	牡4	*	武幸四郎	57	112		D17	96		D17	90	+	D16	92		D18	102	D18	96

Output by TARGET frontier JV