平安Ｓ「古馬ＶＳ４歳馬」

このレース（平安Ｓの登録馬）では７年連続でミスプロ系が上位３着までに絡んでいる。その内、４回は２頭以上絡んでいるのだからミスプロ系から買えばいいでしょう。出馬表をみるとミスプロ系はヒシアトラスとヴァーミリアンのたったの２頭。ヒシアトラスはこのクラスでは安定勢力で大きく負けたのはＪＣＤだけで特に１８００ｍは[8-4-2-4]で１秒以上負けたのが３歳時の端午Ｓだけ。これけ安定しているならこの馬を軸にしたいところだが、この馬のタイムを見てみると京都１８００ｍでは１分５０秒を切ったことがない。良馬場でも稍重でもだ。そこで、僕が軸に選んだのはもう一頭のミスプロ系のヴァーミリアン。ダートは２回しか走っていないが、その内の１回が京都１８００ｍでこの時のタイムが１分４９秒７といきなり１分５０秒を切ってきた。そして、浦和記念では小回りコースでほぼ持ったままの勝利。ミスプロ系らしいダート適性を示してくれた。まあ、ラジオたんぱ杯ではローゼンクロイツ、アドマイヤジャパン、シックスセンスなどに勝った馬だから能力はあるのだろう。この世代にはカネヒキリという強い馬がいるが、この馬も結構走れるような気がしている。

相手はヒシアトラスは当然のことで、他にはエニフＳでヴァーミリアンと僅差の競馬だったドンクール。武蔵野Ｓでは１０００ｍ通過が５７秒７とハイペースを２番手で進んだ為に失速。新馬から５連勝したほどの馬だし、状態が良ければ今回もいい勝負が出来ると思う。ベラージオは東京大賞典で見せ場たっぷり。７歳馬だが一皮剥けたような感じがするし、東京大賞典のメンバーと比べればかなり楽になるのでいい走りが出来るような気がする。押さえでタイムパラドックスといい勝負をしているアンドゥオールとダートでは底を見せていないワイルドワンダーで。