京都大賞典の予想「キレキレ娘が牡馬を一蹴り」

　逃げ馬不在の長距離戦となればスローペースは必至。決めて勝負となれば(9)スイープトウショウに分があるでしょう。この馬の強さを感じたのが一昨年の宝塚記念。中段の馬群の中で競馬をしていたが４コーナーを回って手応え抜群で回ってきた時は驚いたね。この馬の場合は自分との戦いで如何にレースで落ち着いていられるか。まあ、長距離戦なら少々の出遅れも決め手がカバーしてくれるでしょう。

　インティライミは久々が問題。能力はあるが決めて勝負になった時にどうだろうか。ストラタジェムは準ＯＰの身でありながら日経賞２着、天皇賞３着と力のあるところを見せてくれた。しかし、この２戦は外人騎手が手綱をとっての事で熊沢が同じように乗れるかは疑問。重賞でもやれるが準ＯＰでも取りこぼす馬だけに詰めの甘さはどこかに残っている。ローゼンクロイツだが３歳時の４戦はディープインパクトが全て勝っているので仕方がないが、その後の４戦が不甲斐ない。ただ単に展開に恵まれないだけなのか、馬場が合わないのか敗因がハッキリしない。それでいて天皇賞以外はそれほど負けていないからね。ここでもそこそこ走ると思う。