回顧　フローラＳ他

フローラＳは◎ウェディングヒミコがレース中に心臓発作を起こして競走中止になってしまった。小さい馬だけど走ると思っていただけに残念なことになった。勝ったディアデラノビアはレースの流れにのると言うよりも自分の競馬に徹した武豊の好騎乗が光った。今週から始まった東京開催だが後方から一気の差し切りはなかなか決まらなかった。馬場がいいこともあったがスローで流れて上がりの勝負になるので前が止まらないことが多い。だけど、ディアデラノビアは後方から上がり３Ｆを３３．８で駆け上がった。内目の３番手を進んだレースパイロットが３４．５だから普通ならこの馬が勝っていた。ディアデラノビアは切れる脚は使えていたけど距離が伸びてこれほど切れるとは驚いた。直線が長いコースが合っているようだしオークスは人気になるだろう。不安があるとすれば小さい馬が使い詰めで、しかも関東への輸送がもう一回と疲れだけが心配だ。２着のレースパイロットはレースが上手いね。僕はこっちの馬の方がオークス向きだと思っている。ただ、馬体の細化だけが心配。太って出てきてくれれば言うことはないけどね。アスピリンスノーは血統の底力なのかね。エルコンドルパサー×スキーパラダイスとファンには堪らない血統だよ。こういう馬が好走してくれると見ていては楽しいけど馬券的には買いにくいんだよな（笑）。



アンタレスＳは◎サカラートのスタートがいまいちで中段からの競馬。思わず「幸のバカ～、何やってんだ！」って叫んだよ。これじゃ調子がよくてもダメだ。本来なら勝ったピットファイターや２着のオーガストバイオの位置で競馬が出来るのに。ペースもあまり速くなく先行馬には有利な展開だったのにつくづく残念。勝ったピットファイターは万全ならこのくらいは走るだろう。だから、サカラートとのワイド１点で勝負したんだ。２着のオーガストバイオは流れに乗ったし好調維持なのだろう。サワノブレイブは前走１４００ｍの競馬をしたおかげで楽に好位で競馬が出来た結果の３着。ヒシアトラスはちょっと使いすぎの感じがある気がする。



福島牝馬Ｓの◎メイショウオスカルは後藤浩輝がスタートを決めて上手に乗ったね。終いはしっかりしているのでスローな展開もバッチりはまったって感じだ。逃げたオルレアンが５着に残るぐらいだから３番手を進んだスターリーヘヴンが２着に残ってもおかしくない。この馬は展開に助けられたね。３着のレクレドールはよく追い込んできたよ。短い直線でこれだけの脚が使えるなら今後が楽しみだね。



京都１２レースの牝馬限定１０００万条件ダート１４００ｍ戦についても一言。３連単で２００万馬券が出るほどの荒れ方だけに当たるはずもなく失笑しか出なかった（笑）本命のキーエンジェルは行けばしぶといと思っていたが内のトウカイエレガントとアフレタータが速い速い。それでも岩崎君が頑張ってハナを奪ったがあれだけしごいては最後まで持たないだろうとレース半場であきらめた。案の定、直線向いて力尽きた。勝ったシュンキにせよ２着のウェルフェアにせよハイペースで直線よく伸びたよ。それと３着のアフレタータは成績は安定していないがペースが速くて流れに乗れると好走するタイプかもしれないね。それにしても何故かこの条件のレースが好きなのでいつも馬券を買ってしまうが、買うと当たらず、買えないと当たるという悪循環。牝馬限定だけにいつも同じようなメンバーで走っているので予想は簡単だが結果は惨敗。もう買わないと決めても出馬表を見ると買いたくなってしまうんだよな。困ったモンだ（笑）