ドリームパスポート、稲葉厩舎に転厩へ netkeiba.comによると「オーナーサイドのサラブレッドクラブセゾンによると、これは松田厩舎との間に方針の違いが生じたため。」ということでドリームパスポートが松田博資厩舎から稲葉隆一厩舎へと転厩するらしい。他のニュースソースによると騎手の起用法で馬主(ジョイレースホース)との方針に違いが生じたとも書いてあった。騎手の起用法ということは有馬記念で厩舎所属の高田潤を起用したのがいけなかったのか。
ドリームパスポートのこれまでの騎手をみると高田潤、安藤勝己、岩田康誠、横山典弘、デムーロなどで、所属の高田潤を除けばリーディング上位の騎手を起用しているのがわかる。有馬記念では予定していた騎手が急遽別の馬に騎乗することになったために高田潤が騎乗することになったが、今後のことを考えれば松田博資厩舎にいた方が腕のいい騎手が乗ることが多いはず。転厩先の稲葉隆一厩舎の主戦は柴田善臣、木幡初広、梶晃啓。どちらの厩舎が騎手の質がいいかといったら松田博資厩舎でしょう。
ドリームパスポートはG1で構想してきたが、それはこれまで所属していた松田博資厩舎にいたから。転厩しても同じように走るとは限らない。もっといい成績を上げるかもしれないが、悪くなるかもしれない。厩舎をチームで例えるなら成績のいいチームから、それよりも劣るチームへの移籍となる。この移籍がドリームパスポートにとっていいことなのか悪いことなのかは今後の走り次第。来年、どんな競馬をするのか別の意味で注目してみたい。
調教師:稲葉隆一 騎手別集計
| 調教師:松田博資 騎手別集計
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