天皇賞(春)回顧 「フェノーメノが連覇」

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 終わってみればフェノーメノが連覇した。人気のキズナは後方からの競馬で最速の上がりだったが4着になり今年もディープインパクト産駒は勝てなかった。キズナのこれまで勝ちパターンは直線一気の差しきり勝ち。しかし、天皇賞春を勝つには徐々に押し上げて4コーナーでは5番手以内が必須条件。勝負所で順位を上げることが出来て、直線も伸びる馬が勝つ。勝負所で動いて直線も伸びる馬というのはスタミナがなければ出来ない。ディープインパクト産駒にスタミナがないとは言わないがステイゴール産駒の方がスタミナがあると言うことだろう。



 惜しかったのはウインバリアシオン。幸四郎君は上手く乗ったが、それ以上の騎乗ではなかった。日経賞で見せたように早めに動いてもバテない強みがある馬なので徐々に順位を上げるような競馬が出来れば勝っていたと思う。ホッコーブレーヴは状態の良さもあるけどスタミナ血統のなせる技だった。菊花賞と天皇賞春は血統傾向が似ているが、天皇賞春の方が厳しレースになるのでスタミナだけでは勝てないレースなのだろう。 





天皇賞(春)の結果






天皇賞(春) 過去29年の勝ち馬





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