天皇賞春の登録馬 過去28年の勝ち馬一覧

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今年の天皇賞はいいメンバーが登録してきた。まずはなんといってもダービー馬キズナでしょう。凱旋門賞では4着でしたが、その前のニエル賞(3歳限定)ではきっちり勝っている。復帰戦の大阪杯では菊花賞馬エピファネイアを退け1着になり順調さをアピール。キズナに騎乗するときの武豊は自信にあふれているので相当の能力の持ち主なんでしょう。4冠馬ゴールドシップは阪神大賞典で久々の勝利。これまでの後方待機ではなく、積極的に前に行って後続をちぎる横綱相撲を見せた。昨年は断然人気を裏切る形になってしまったが、今度は違う姿を見せてくれるか。展開が鍵になるだけに逃げ馬の動向が気になる。

ウインバリアシオンは左前浅屈腱炎から復帰して金鯱賞3着、有馬記念2着、日経賞1着と長期休養開けでも能力があるところを見せてきた。オルフェーブル世代でダービー、菊花賞はともに2着と煮え湯を飲まされてきたが、オルフェーブルがいない今ならチャンスは十分ある。昨年の勝ち馬フェノーメノは怪我から復帰して挑んだ日経賞は5着に敗れた。久々で行きたがっていたこともありこの敗戦は致し方がない。その後、足下が何でもなければ一度使ったことで馬にも気合いが入るし、天皇賞では違った走りが見られると思う。

展開の鍵を握りそうなのが4歳馬のバンデ。菊花賞ではハナを切ったが2番手のネコタイショウが執拗に絡んできて苦しい展開。それでも、エピファネイアに交わされてからも大きくバテることもなく3着に健闘。雨が降って時計のかかる馬場になったら怖い存在。菊花賞2着のサトノノブレスは4歳初戦の日経新春杯を快勝。阪神大賞典では期待されたが大きく離された4着に。精神面での成長が鍵になりそう。菊花賞4着のラストインパクトは自己条件を勝ったあとに小倉大賞典に挑戦して快勝。続く日経賞では3着に好走。徐々に力を付けてきている印象を受けた。

 

天皇賞春 過去28年の勝ち馬

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