朝日杯フューチュリティSの予想「藤沢和雄厩舎が6年ぶりのGⅠ制覇を狙う逸材」

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 朝日杯フューチュリティSですが、今年は3戦3勝のコディーノが断然人気。新馬戦から器の違う競馬をしてきたので当然と言えば当然。新馬戦の札幌1800mでは中団からの競馬で直線は33秒7の上がりで余裕の勝利。2戦目の札幌2歳Sは先行策からアッサリ抜け出す競馬。3戦目の東京スポーツ杯2歳Sは直線で前が壁になりなかなか抜け出せなかったがばらけてから一気の伸びで後続を封じ込めた。先行出来て、手応え抜群なので勝ち方に余裕がある。また、折り合いに心配がないのも強み。横山典弘はこの馬の能力を信じているのかレース前にインタビューでも余裕綽々。ゲートに不安がないので余程の事がない限り勝つでしょう。



 藤沢和雄厩舎といえば1990年代後半から2000年代前半に掛けてGⅠ常連厩舎だったが、2006年にダンスインザムードでヴィクトリアマイルを勝って以降はめっきりGⅠに登場する回数が減ってしまった。また、GⅠ勝利もダンスインザムードが最後でその後6年間は未勝利。寒い時期は無理をしない藤沢厩舎が朝日杯FSに管理馬を送り込むのも2006年のフライングアップル以来。また、東京スポーツ杯(旧府中3歳S)を勝った馬が朝日杯FSに出てきたのはバブルガムフェロー以来2頭目。藤沢厩舎にはコディーノ、レッドレイヴン、フラムドグロワールと3頭の2歳オープン馬がいるが今回はコディーノ、フラムドグロワールの2頭出し。どちらも先行脚質で小回りの中山向きという事からも今回はかなり本気モードである。実力からはコディーノだが、フラムドグロワールの鞍上には昨年このレースをアルフレードで勝っている名手ウィリアムズを確保していることからも何が何でもGⅠを取りに来ていると見ていい。



 相手は社台系クラブ馬のフラムドグロワール、社台の上顧客金子真人HDのラブリーデイの2頭。押さえでダーレージャパンのティーハーフとノウレッジ。鞍上は同期の武豊と蛯名正義。人気馬が先行脚質なので前掛かりになりやすい。そこへ決め手のある2頭が突っ込んでくると言う図式。もう一頭は逃げたらしぶといエーシントップで。





朝日杯フューチュリティSの出馬表






藤沢和雄厩舎 年別GⅠ成績






藤沢和雄厩舎 GⅠ勝ち馬






藤沢和雄厩舎 2歳管理馬





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