先週は土日で4つの重賞が行われた。土曜日の日経賞はトゥザグローリー、産経大阪杯はヒルノダムール、中山牝馬Sはレディアルバローザと3つの重賞で4歳馬が勝っている。今年の中・長距離線(1800m以上)の芝の重賞を見ると、これまで12レース行われていて4歳馬8勝(内牝馬重賞で1勝)、5歳馬2勝、6歳馬1勝、7歳馬1勝と4歳世代の強さが目立つ。日経賞は上位3着までは4歳馬、産経大阪杯は上位4着までが4歳馬という強さ。先日、行われたドバイワールドカップではヴィクトワールピサが勝ったようにこの世代は強い。
昨年のジャパンカップと有馬記念では3歳(現4歳)が上位に何頭も来ているように、昨年の秋の時点でこの世代の強いことが証明されている。マイル以下では古馬に分があるがこれから楽しみな馬が出てきてくれると思う。牝馬に関して言えば牡馬ほど強い馬が揃っていない。ただ、古馬もブエナビスタを除けばドングリの背比べなので4歳世代の食い込む余地はあると思う。
オープン4歳牡馬一覧 収得賞金順
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