秋華賞はヴィブロスが抜け出す
4コーナーでヴィブロスとビッシュが並んで上がっていったときは馬券を取ったと思ったけど、直線に向いて戸崎圭太の手が動いているのをみてもしかして届かないかも思ってしまったが、やはり伸びなかった。状態が悪いわけではないが今回が関西への初輸送だったのでそれが敗因かもしれない。デリケートな牝馬ですから内にストレスを溜めていたのかな?ヴィブロスの福永祐一は先週のスプリンターズSの時とは違って見事な騎乗でしたね。スタートでいいポジションを取って最後まで追い出しを我慢し、直線は一気に伸びてきた。ディープインパクト産駒の牝馬らしいいい足を使っていましたね。1000m通過が59秒9で勝ち時計が1分58秒6、レースの上がりが34秒4で勝ったヴィブロスの上がりが33秒4、これだけ速いとスピードがない馬には厳しいですね。
英チャンピオンSで凱旋門賞優勝馬ファウンドは2着に
凱旋門賞を勝ったファウンドが中1週で英チャンピオンSに出走し2着となりました。勝ったのは凱旋門賞にも登録のあったアルマンゾルでした。それにしても凱旋門賞から中1週でG1を使うとは驚きました。今の日本ではG1を勝った馬が中1週でG1に出ることなどまずないですよね。G1で負けた馬ならまだ分かるけど、勝った馬ですからね。ファウンドはエリザベス女王杯にも登録があるけど果たして出てくるのでしょうか?
新馬戦 良血コロナシオンが期待に応える勝利
日曜日の京都5レースにはPOG的注目馬が出ていました。単勝1.8倍の人気を集めたコロナシオンは父キングカメハメハ、母ブエナビスタ、母父スペシャルウィークという超良血。単勝2.8倍で2人気のレッドオルガは父ディープインパクト、母エリモピクシー、上にレッドアヴァンセ、サトノルパン、レッドアリオンなどがいる良血、単勝4.8倍の3人気のサトノシャークは父ディープインパクト、母オグジャワ(アルゼンチン産馬でGⅠ5勝を含む重賞10勝を挙げ、アルゼンチン古馬牝馬チャンピオンに2回選ばれている名牝)。注目のレースを勝ったのは外から母譲りの決め手で差し切ったコロナシオンでした。レースリプレイを見たのですが、道中は中団の後ろで前を行くサトノシャークを見る形で折り合いながら追走。4コーナーで外にだし、追い出すとスムーズに伸びて最後は一杯に追われることなく差し切ってしまった。勢いがついてからの伸び方は母ブエナビスタを彷彿させる走りでした。このあとのローテーションが気になりますが、暮れの阪神ジュベナイルフィリーズに出てきたら面白くなりそうです。
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