「大人の競馬倶楽部」は、直木賞作家 浅田次郎氏と競馬写真家 久保吉輝氏による、競馬をこよなく愛する大人のためのスペシャルサイトです。毎月届く浅田次郎氏のショートストーリーやスクリーンセーバーなどのコンテンツでお楽しみください。JRA
浅田次郎氏と競馬と言えば優駿にエッセイを連載していたこともあったし、2000年のCMキャラクターだった緒形拳と松嶋菜々子が演じるショートストーリーの脚本も書いていた(と思った)。競馬好きで馬券指南本を出版したり、またJRAの馬主でもある。競馬写真家 久保吉輝氏とは『サイマー!』という日本と世界の競馬場を巡る競馬エッセイでコラボしている。久保吉輝氏が撮影した美しい競馬場の風景と浅田次郎氏のユーモアたっぷりのエッセイは何とも贅沢。このコンビで世界のカジノを巡った『カッシーノ!』というエッセイでもコラボしている。この2人のコンビでJRAから送り出すのが『大人の競馬倶楽部』。浅田次郎氏のエッセイと久保吉輝氏の写真(スクリーンセイバー)が見られるのは楽しみですね。
浅田次郎氏についてもうちょっと書いてみたい。氏は『鉄道員』で直木賞を受賞してメジャーに。それまでは『きんぴか』や『プリズンホテル』などいわゆるピカレスク小説の方で有名だった。そして、最近映画化された『地下鉄に乗って』、中国の西太后の時代を描いた傑作『蒼穹の昴』、テレビ、映画と映像化された『壬生義士伝』などいろんなジャンルで秀作を出している、僕も大好きでほとんど読んだ。浅田次郎氏は、『声に出して読める小説』を念頭において書かれているので非常に読み手に優しい。今まで読んだことのないひとでもスッと入っていけると思う。
浅田次郎氏はパソコンがからっきしダメ(数年前までは)で全て手書き。だから、公式サイトはないけどファンが立ち上げた「奥湯元あじさいホテル」で多くの情報が知ることが出来ます。奥湯元あじさいホテルっていうのはプリズンホテルで舞台になったホテル名です。
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