3歳馬が古馬に挑戦で負担重量についてのあれこれ

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 3回東京、2回中京開催から重賞およびオープン競走の出走条件が3歳以上・オープンになった。でも、この時期に3歳馬が出走することはまれ。遡って調べてみたが2004年からの3年間で3頭出走して3頭とも2桁着順。斤量差があっても古馬の壁は厚いということだろう。

 今週の目黒記念と欅Sには3頭の3歳馬が出走する。目黒記念には弥生賞2着のココナッツパンチ(51㎏)と京都新聞杯2着のローズプレステージ(49㎏)。目黒記念はハンディ戦なのでトップハンディのポップロック(58.5㎏)とは斤量差が大きい。でも、定量とハンディとを比較するとこの時期の3歳馬の定量51㎏なのでココナッツパンチはハンディ0、ローズプレステージはハンディ-2㎏になる。ココナッツパンチと同じハンディ0はアドマイヤフジ。古馬と3歳馬では実力が違うので負担重量に差をつけているのでこういう現象が起きる。ハンディキャッパーはこのことを考慮しつつハンディを付けるわけだが、そうなると有馬記念3着のポップロックのプラス1.5㎏は甘いと思う。まあ、これ以上斤量を増やすと出走してこない可能性もあるからね。JRA的にはいっぱいいっぱいかも(笑)

 欅Sは別定戦で負担重量は3歳馬は51㎏、4歳以上は55㎏(牝馬は-2㎏)で収得賞金によって1㎏ずつ増えます。と言うことで3歳馬のトロピカルライトは兵庫ジュニアカップを勝ち全日本優駿2着で収得賞金が高いので+1㎏。この斤量で古馬と対戦するがハードルは高い。古馬と3歳馬ではレースレベルが違うのでどこまでやれるかだね。この馬は逃げて結果を残しているので、まずはハナを切れるかどうか。そして、逃げてどこまで粘れるかだ。もし、ここで通用するようなら今年の3歳ダート路線は強い馬が揃っているかも。負けて元々だが、どういう競馬をするかは注目して見てみたい。

 負担重量についてちょこっと書いたが知らない人が多いと思う。このことはJRAのホームページに書いてあるので気になる人は下のリンクから見てみるといい。また、番組ごとの負担重量(別定戦)などは番組表(PDF)に出ている。競馬ブックの番組表の下の方にごちゃごちゃ書いてあるアレです。馬券が当たらない僕が言うのもなんなんですが、こういうことを知らなくても馬券は当たる。でも、知っておいて損はないと思うよ。

 『アローワンスについて』 JRA|競馬番組一般事項
 『番組表』 JRA

【年齢によるアローワンス】
  5歳以上馬に対する3歳馬および4歳馬のアローワンス(単位は㎏)
  括弧内はオープン競走以外
  牝馬はマイナス2㎏





距 離 馬の年齢 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1,000m以上

1,600m以下
3歳 8(7) 7(6) 6(5) 5(4) 4(3) 4(3)
4歳
1,600m超

2,200m未満
3歳 9(8) 8(7) 7(6) 6(5) 5(4) 4(3) 4(3)
4歳
2,200m以上 3歳 10(9) 9(8) 8(7) 7(6) 6(5) 5(4) 4(3) 4(3)
4歳
障害競走 3歳
4歳

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