ついに地方競馬のナンバーワン騎手・内田博幸がJRAへの移籍が決まった。今月5日の試験後はあまり自信がないようなコメントをしていたが、あれは謙遜だったんですね。所属などは決まっていないが、普通に考えれば美浦所属でフリーでの出発となるでしょうね。内田博幸には騎手エージェントが付いているのでフリーでも騎乗馬には困らないでしょう。困るのは同じ騎手エージェントを使っている藤田伸二でしょう。これまでは内田博幸が関東で騎乗するときだけ関西で騎乗して、内田博幸が関東で騎乗しないときは関東で騎乗していましたからね。ただ、藤田伸二も内田博幸もタレントとしても騎手としても一流ですから両者が関東で騎乗しても問題ないかもしれない。しばらくはどのような配分になるか見てみましょう。
地方騎手では高知競馬の鷹野宏史が合格。本名は片山宏史ということだがJRAではどっちの名前を使うのでしょう。鷹野宏史は高知競馬所属ですから栗東所属になるのかな。43歳の大ベテランで2000勝ジョッキーですから今後の活躍が期待できるでしょう。残念なのは愛知の吉田稔が不合格になったこと。吉田稔は過去5年間で20勝以上を2回しているのでJRA1次試験は免除され、2次試験からだったがまたもや不合格。これで、3年連続で2次試験不合格になってしまったが、何が悪かったのでしょうね。
内田博幸騎手がJRA騎手免許合格
JRAは14日、平成20年度の新規調教師・騎手免許試験合格者を発表した。
新規騎手は、地方3145勝、JRA132勝とJRAでもお馴染みの大井・内田博幸騎手(37)、「鷹野宏史」として地方2190勝を挙げている高知・片山宏史騎手(43)の2名に、競馬学校卒業生3名を加えた計5名が合格。
内田博幸騎手らがJRA2次試験を受験
5日、08年度のJRA騎手新規免許2次試験が千葉県白井市のJRA競馬学校で行われ、競馬学校の生徒3人のほか、地方競馬からは内田博幸騎手(37、大井・荒井隆厩舎)、吉田稔騎手(38、愛知・宮本仁厩舎)、鷹野宏史騎手(43、高知・松木啓助厩舎)が受験した。
【追記】
内田博幸は美浦・嶋田潤厩舎に所属。また、高知の鷹野宏史(片山宏史)も美浦所属になるようです。
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