今年、これまでの成績を見ると28勝と昨年に比べて9勝も少ない。全国リーディング14位、関西リーディング8位はまずまずかと思えるが2年目の北村友一に負けている。これまで、北橋修二師、瀬戸口勉師という大きなバックボーンがあった。昨年は北橋修二調教師が引退、今年は瀬戸口勉調教師が引退。これで、バックボーンを失った福永祐一の騎乗馬の内容がガラッと変わってしまった。
騎乗数は昨年に比べれば若干少なくなっているが他の騎手に比べれば多く346騎乗は全国12位、関西5位の騎乗数。騎乗数は多いが人気馬での騎乗が少ない。下に福永祐一の調教師一覧(着度数ソート、1人気数)を出してみたが、これをみると北橋修二師、瀬戸口勉師の1人気数が多いのが分かる。1人気への騎乗数が多いと言うことは勝ち星も多い。多く勝っている騎手にはいい馬が集まる。というプラスのスパイラルに入っていた。しかし、今年は騎乗馬は集まるが1人気馬の数が少ない。競馬ブックラインに入っているので騎乗数は確保出来るが、人気馬は安藤勝巳、岩田康誠にいってしまう。だから、2番手3番手の馬しか回って来ないのではないだろうか。また、主戦となる厩舎がないのも福永祐一にとっては不利な状況だと思う。
昨年までの夏競馬は小倉参戦だったが、小倉は鮫島良太、川田将雅、和田竜二の競馬ブックラインに加えて武豊もいるので有力馬は集まりにくい。北海道は安藤勝巳、岩田康誠がいるのでもっと厳しい。新潟は競馬ブックラインの騎手が入っていないのでチャンスだと思う。これまでの、夏競馬で新潟に行ったことはあるが関屋記念や新潟記念に乗りにいっただけ。昨年もこの2つの重賞に騎乗しているが、その日の騎乗数が11レースと10レースと馬は集まっている。これだけ馬が集まるなら新潟を新しい拠点にするのもいいと思う。
福永祐一が新潟フル参戦で今年の新潟は面白くなりそうだな。
Output by TARGET frontier JV
コメント