オーシャンＳ「こちらも混戦」

出馬表（TARGET frontier JV出力）を見てもらえば分かると思うが前走補正タイムが１００以上の馬は７頭。タイム差にして０．５秒差までに５頭。直前の人気とリンクするＺＩ値では１２０以上の馬が６頭もいる。これだけ実力差が接近しているから何が勝っても驚かない。今回はシルクロード組とＣＢＣ賞組がほとんど（淀短距離Ｓ組は出走馬が被っているし重馬場なので考えないことに）。この２つのレースを見ると４歳馬が古馬短距離組よりも勢いがあるように思える。

そこで本命に推したいのはＣＢＣ賞を勝ったシンボリグラン。確かに斤量５８㎏は他の４歳馬に比べれば２㎏のハンディだが重馬場で勝っているのとＣＢＣ賞では５６㎏で勝っていることからも２ヶ月の休養を挟んでの今回はかなりのパワーアップが見込める。それと、鞍上はＭ．デムーロなので権利取りと言うことよりも勝ちに行く競馬をするはず。速い馬が揃っているのも好材料だし、ここは勝って短距離路線の主役に躍り出ると思っている。

相手は全て４歳馬で芝・ダート兼用のコパノフウジン、ハナをきるとしぶといスパイン、堅実なアイルラヴァゲイン、一番の上がり馬マイネルアルビオン、それとディープサマーで。古馬で気になるのはタイキジリオン。