3歳限定のダート重賞はこの時期に行われるユニコーンSと真夏に行われるレパードSの2つ。ダート適性のある馬はダートのオープン戦を使われたり、地方の重賞を使われたりしながら7月に行われるジャパンダートダービーに向かう。そういう意味でここは大事な前哨戦にあたる。データは6月に開催されるようになった2001年から2012年までの12年間を集計。
コース【東京ダート1600m】
スタート地点は2コーナー奥のポケット地点。最初のコーナー(3コーナー)までの距離は約640mを長く、どの枠からでもポジションを取りやすいので枠順による有利不利はあまりない。3~4コーナーはほぼ平坦で4コーナー出口から直線に掛けて約300mの坂を上り、ラスト200mは平坦。JRA|東京競馬場
ステップレース(前走)
重賞2頭、オープン特別7頭、条件戦3頭。重賞はNHKマイルカップ(ユートピア)と兵庫C(バーディバーディ)の2頭。オープン特別は昇竜Sか端午S。
前走1400m1頭、1600m1頭、1700m4頭、1800m1頭、1870m1頭。
条件戦からの挑戦は厳しく、せめてオープン特別で好走していることが条件となる。
ユニコーンS 過去12年の前走一覧
ラップと流れ
ダート競走らしく前掛かりのラップになっている。平均タイムで前半3F34秒46、後半3F37秒21となっている。
直線は長いがスタート地点が芝の為にスピードがのりやすく2F目は11秒台になる。
勝ち馬の脚質は先行5頭、中団7頭と逃げ切りるのは難しく、後方から一気の差し切りも難しい。スタート後は後方に位置していても4コーナーでは中団に追い上げられる足が必要。
ユニコーンS 過去12年のレースラップと勝ち馬の通過順
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