天皇賞秋の登録馬【過去２１年の勝ち馬と配当一覧】

　昨年は２着に７人気のスウィフトカレントが入り、一昨年は１４人気のヘヴンリーロマンスが勝ち、３年前は１３人気のダンスインザムードが２着に入って３年連続で荒れたレースになった。２０００ｍという距離を得意とする馬は多く、また実力馬も揃っているので、その時の馬の体調やレースの流れで上位馬が入れ替わる事が多い。１人気の成績をみると［4-5-2-10］で勝率19.0%、連対率42.9%といまいち。２人気、３人気が５勝、４人気が３勝と上位４人気までで１７勝している。上位人気で連対している馬を見ると２３頭中、２２頭が重賞勝ち馬、１５頭がＧ１勝ち馬だった。



　上記の事をふまえて登録馬を見るとＧ１勝ち馬はダイワメジャー、アドマイムーン、メイショウサムソン、デルタブルース、フサイチパンドラの５頭。海外Ｇ１を制しているコスモバルクとシャドウゲイトを含めると実に７頭もＧ１馬がいる。実に華やかなメンバーが揃った。中でのダイワメジャー、アドマイムーン、メイショウサムソンの戦いは注目せずにはいられない。ダイワメジャーは昨年の天皇賞でアドマイヤムーンに先着、有馬記念でメイショウサムソンに先着。ドバイデューティーフリーではアドマイヤムーンがダイワメジャーに先着し、宝塚記念でメイショウサムソンに先着している。今年に入っての３頭の成績は、ダイワメジャーはＧ１が１勝のみ、アドマイヤムーンはＧ１が２勝、Ｇ２が１勝、メイショウサムソンはＧ１が１勝、Ｇ２が１勝でした。充実度で言えばアドマイヤムーンだが、ローテーション的にはダイワメジャー、騎手で言えばメイショウサムソン。馬の戦いも面白いが、安藤勝己、武豊、岩田康誠とリーディング上位３名の戦いも面白い。見所いっぱいの天皇賞なのでいろいろな方面から検証してみたい。

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特別登録出馬表分析 2007年10月27日　天皇賞秋

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