【回顧と反省】 常識を越えた馬

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【重賞回顧】

天皇賞のディープインパクトは強かった。スタートからいきなり飛んでしまったのはご愛敬なのか(笑)、鞍上も心得たもので慌てず後方から。インタビューで応えていたとおり掛かるほどではないが闘志を出していたのでグッと抑えるのに苦労したのだろう。2周目の向正面から徐々に進出して、3コーナーから4コーナーのゆっくり降りなくてはいけない京都の坂を他の馬よりも勢いよく、しかも大外を回って降りてしまった。菊花賞の時は直線まで待って追い出したけど、阪神大賞典で予行練習をしてその手応えを掴んでいた鞍上には何の心配もいらずにギヤを上げて行ったのだろう。直線の入口で先団をのみ込むとあとは誰もいない直線をゴール目指して一直線に飛ぶように走り去ってしまった。2900mを走ったあとにラスト300mを33秒5で走られては後続の馬達は為す術もないだろう。国内ではこの馬が走るレースはもうないと言っても過言ではない。次なる舞台は海外でしかないだろう

【今週の反省】

天皇賞は自分ではいい予想が出来たけど何故か馬券は外してしまった。東京最終は穴馬が3着に着たけど本命馬は着外に。京都最終は予想通りの3頭で決まったけど資金配分でほぼトントン。久々に大負けしたけどディープインパクトの走りが全てを帳消しにしてくれたよ。

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