【ダービー】１着馬を探す

ディープインパクトの強さを認めながらもとりあえず過去の成績から１着馬の傾向を探ってみた。過去１５年の１着馬に共通しているのはローテーションが皐月賞→ダービー（パターンＡ）かトライアル１着→ダービー（パターンＢ）のどちらかで例外はＮＨＫマイルＣを使ったキングカメハメハとタニノギムレットとすみれＳからのフサイチコンコルドだけ。ＮＨＫマイルＣを使った２頭は共に共通するのはＮＨＫマイルＣとダービーで１人気になっていたこと。まあ、ダービーで勝つぐらいだからそれだけ実力と人気がある馬ということだろう。今年においてはこのパターンに当てはまる馬がいない。また、フサイチコンコルドのように休み明けのぶっつけで来る馬もいないので、あるとすればパターンＡかＢだろう。



パターンＡは皐月賞から直行でダービーに出走している馬でローゼンクロイツ、ディープインパクト、マイネルレコルト、アドマイヤジャパン、シックスセンス、ダンスインザモアの６頭。人気別でみるとダービーで１人気になった馬は【10-4-1-0】でメジロブライトが３着になった以外は１４頭すべてが連対している。また、皐月賞で連対しているか１、２人気になった馬がダービーを勝っている。このことからディープインパクト、シックスセンス、マイネルレコルトまでが１着になる可能性がある。



パターンＢは皐月賞に出走せず京都新聞杯からダービーに向かったアグネスフライトただ１頭。今年はインティライミがそれに該当する。ダービーと同じ距離の青葉賞を勝った馬は惜しい競馬はしているが２着止まり。プリンシパルＳもダンスインザーダークだけが２着になっただけ。

また、単勝オッズが２倍を切った馬は過去にトウカイテイオー（２冠馬）とナリタブライアン（３冠馬）がいるが共にダービーを圧勝していることから、ディープインパクトが２倍を切るようだとダービー馬になる可能性が大きいと思う。