今年の安田記念の出馬表を見るとサンデーサイレンス系が14頭もいることに驚くが、もう一つある事が多い事にも気が付いた。それは、年齢で出走馬を年齢別でみると4歳馬2頭、5歳馬が2頭、6歳馬10頭、7歳馬3頭となって、6歳馬が異常に多い。世代間の強さがどうのこうのというが、今年の古馬GⅠを振り返ってみるとフェブラリーS(コパノリッキー5歳)、高松宮記念(エアロヴェロシティ7歳)、天皇賞春(ゴールドシップ6歳)、ヴィクトリアマイル(ストレイトガール6歳)と芝に限っては6歳馬が強い事が分かる。じゃあ、昨年はどうかと言うことで調べて見たら5歳(現6歳)がやはり強いことが判明。世代間では6歳が最強世代と言ってもいいのでは。
この6歳世代から本命に選んだのはフィエロ。登録段階では同馬主のフルーキーも出走予定していたが、直前で回避。馬主的にはフィエロの出来に自信があっての事だと思う。鞍上は前走からコンビを組んだ戸崎圭太。戸崎圭太-藤原英昭といえばヴィクトリアマイルをストレイトガールで勝ったコンビ。戸崎圭太にはモーリスというお手馬がいたが、フィエロを選んだと言うことはこちらに自信ありか?馬主からすれば社台オーナー系が、社台の大口顧客に鞍上を譲る形になった。重賞未勝利のフィエロがGⅠで初重賞制覇というのもありではないか。マイルに強い血統背景ということもありここはフィエロを狙ってみたい。
相手は同じ6歳のヴァンセンヌとダイワマッジョーレ、GⅠ馬ダノンシャークあたりを本線に手広くという感じで。
安田記念の出馬表
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