今年の菊花賞に出走するメンバーの血統を見ると過去に勝ったことのある種牡馬を父に持つ馬がいない。ということはどの馬にもチャンスがあるということか。でも、長距離線は血統がものをいうレースですからね。今年は種牡馬と母父の血統だけではなく母母父の血統も出してみました。
過去の例からいうと菊花賞馬ダンスインザダークの子供は3勝、2着1回だけど、僕が知っている限りだと菊花賞親子制覇はメジロテイターン-メジロマックイーンとダンスインザダーク-ザッツザプレンティ、デルタブルーススリーロールスぐらいですね。だからダンスインザダークは相当優秀な長距離血統と言えるけど今回の出走はない。今年で言えばマンハッタンカフェですね。菊花賞には5頭を出走させています。母系を見るとヒルノダムールとアロマカフェがいいと思う。
菊花賞で好走した種牡馬といえばスペシャルウィーク(菊花賞2着)、ネオユニヴァース(菊花賞3着)、ゼンノロブロイ(菊花賞4着)など全てサンデーサイレンス系。サンデーサイレンスは万能種牡馬なので短距離から長距離までまんべんなくG1馬を出している。この血を受け継いでいる種牡馬達も距離適性はあると思うが万能と考えていいのではないかな。あとは母系にどれだけスタミナ色が濃い血統が入っているかだと思う。そういう意味では母系にGrey
Sovereign系が入っている馬がいいと思う。
血統からの注目馬は菊花賞馬を父に持ち、母系はNorthern Dancer系でかためられているヒルノダムール。天皇賞春を勝った父を持ち、母系は底力のあるGrey
Sovereign系でかためられているレーヴドリアン、2006年の勝ち馬ソングオブウインドと同じ血統配合で万能種牡馬のKingmambo系の父にこれまた万能系のサンデーサイレンスの血を受け継いだローズキングダム、スタミナ色の濃い血統のトウカイメロディの4頭。
菊花賞の出馬表 血統データ
菊花賞 過去24年の勝ち馬の血統
菊花賞 過去24年の2着の血統
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