秋華賞の登録馬【血統タイプ別出馬表】

　トライアルを見ると春の実績馬が無事に夏を越して順調に秋を迎えているという印象がする。桜花賞馬キストゥヘヴンは紫苑Ｓを使わずにあえて菊花賞トライアルのセントライトを使ってきた。このレースでは中段からの競馬で直線脚を伸ばしたが５着。久々で＋２０キロ、混合戦と言うことを考えればいいトライアルだったと思う。４２０キロそこそこの馬が２０キロ増えてかなりパワーアップしているように見えたし、道中やや掛かり気味だったことを考えると上積みは十分。紫苑Ｓを勝ったのは初の芝レースだったサンドリオン。ダートで切れる脚を使っていたが芝でも切れた。１０００ｍ通過が５７秒８というハイペースを中段からの競馬であがり３Ｆ３３秒６で差しきった。厳しいレースでなかなかいい脚を使う馬で今回は初芝というのだからその適正には驚かされた。春の実績馬との比較はつかないが折り合いに問題がないので結構やれるような気はしている。

　秋華賞に直結するレースといえばトライアルのローズＳ。今回は中京コースで行われたので前残りの競馬になったが、唯一差してきたのがアドマイヤキッス。コースロスがなかったにせよ、次元の違う競馬をした。逃げたシェルズレイは前半少しムキになっていたように見えたが先頭に立ってからは落ち着いていた。スピードがありすぎる馬で制御が効かないと思っていたので距離は持たないかと見ていたが結構しぶとかった。やる気になる馬なので本番でも同じ競馬ができるかは不安が残るが、先手をとるような競馬だと結構いいかもね。フサイチパンドラは先行すると能力を発揮できない感じだ。まるでフラワーＣを見ているようで手応えよく行っている割には最後は一杯に。馬群で我慢させるよな競馬ができると面白いと思う。

　最後にオークスを勝ったカワカミプリンセス。なぜトライアルを使わなかったのか不明だが、春の競馬を見る限り能力は間違いなくナンバー１。スピードと爆発力を備えているのでどんな競馬でもできそう。あとは、久々がどうでるかだね。

レース検索【１着馬と前走】
日付    馬名               性齢騎手     種牡馬             人 前走レース名   着
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051016  エアメサイア　　　 牝3 武豊　　 サンデーサイレンス  2 ローズＳG2     １
041017  スイープトウショウ 牝3 池添謙一 エンドスウィープ    2 ローズＳG2     ３
031019  スティルインラブ　 牝3 幸英明　 サンデーサイレンス  2 ローズＳG2     ５
021013 $ファインモーション 牝3 武豊　　 Danehill            1 ローズＳG2     １
011014  テイエムオーシャン 牝3 本田優　 ダンシングブレーヴ  1 優駿牝馬G1     ３
001015  ティコティコタック 牝3 武幸四郎 サツカーボーイ     10 大倉山特900    １
991024  ブゼンキャンドル　 牝3 安田康彦 モガミ             12 ローズＳG2     ３
981025  ファレノプシス　　 牝3 武豊　　 ブライアンズタイム  2 ローズＳG2     １
971019  メジロドーベル　　 牝3 吉田豊　 メジロライアン      1 オールカG2     １
961020 $ファビラスラフイン 牝3 松永幹夫 Fabulous Dancer     5 ＮＨＫマG1     14
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