日本ダービーの回顧「オルフェーヴルの強さは本物」

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 雨の中の日本ダービーはオルフェーヴルの強さが光ったレースでした。直線の攻防では初ダービー制覇を狙う柴田善臣の激しい寄せにも負けずにこじ開けて来た。そして、馬場の悪いところを通りながらもウインバリアシオンの追撃を振り切った。不良馬場でこれだけの脚が使えるのだからオルフェーヴルの強さは本物。このまま順調に成長していけば層の厚い4歳勢に対抗できるかも。



 父ステイゴールドは1着オルフェーヴル、4着ナカヤマナイトと2頭の入着を果たした。馬場適性から言えばディープインパクト産駒やアグネスタキオン産駒よりの上かも。オルフェーヴルの母父はメジロマックイーン。メジロマックイーンは重不良を苦にしないだけにオルフェーヴルはどんな馬場でもいいパフォーマンスを発揮するでしょう。それにしても、メジロ牧場が閉鎖になってメジロマックイーンの孫が日本ダービーを勝つとはね。



 2着のウインバリアシオンは惜しかった。直線まで我慢して大外から一気の伸び。優勝請負人・安藤勝巳らしい騎乗だった。これだけの悪い馬場ですから下手に動くと馬に負担が掛かるのでギリギリまで追い出しを我慢。そして、馬場の荒れていない真ん中を一気に伸びてきた。父ハーツクライも日本ダービーでは後方から一気の伸びを見せたが2着だった。残念だけど、この馬の決め手は世代で1、2を争うと思う。



 3着ベルシャザールは馬体が回復して来ましたね。今回はペースが遅かったが折り合っていた。決め手勝負では分が悪いので早めに抜け出したのは正解。後藤浩輝は最善の競馬をしたけど上位とは力の差があったね。4着のナカヤマナイトは直線で一瞬だけ見せ場があった。追い出しのタイミングは良かったけど馬場適性の差が出たかな。





日本ダービーの成績




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