天皇賞(春)考査「いろいろなデータを出してみました」

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 今年の天皇賞(春)はG1馬の出走がマイネルキッツだけで、人気になりそうなのが休み明けのフォゲッタブルやジャガーメイルでしょう。穿った見方をすれば荒れるんじゃないかと。と言うことで天皇賞(春)の過去20年の集計していろいろなデータを出してみました。



 まずは人気別で見ると1人気は7勝、2着3回、3着3回とまずまず。他のG1と比べても特に悪いわけではない。だた、ここ10年で3勝2着0回だし、近5年では1勝3着1回と不振。最近勝ったのはディープインパクト、テイエムオペラオー、スペシャルウィークなど既にクラシックを勝っている馬だった。今年は該当する馬がいないのでどの馬が1人気になっても不安がある。



 この際だから1人気はばっさり切って馬券を買うのも一考だと思う。 





天皇賞(春) 過去20年人気別成績








 次に血統別を見てみる。菊花賞や天皇賞(春)のような長距離線は血統がものをいう。天皇賞(春)過去20年の勝ち馬を見ると菊花賞に出走した馬は13頭で16勝。菊花賞馬に限って言えば8頭で10勝と関連性が高い。前走レースで見ても阪神大賞典組8勝、日経賞組4勝など長距離を走っている馬が勝っている。



 血統ではサンデーサイレンス産駒が4勝、オペラハウス産駒が3勝、リアルシヤダイとメジロティターン産駒が2勝となっている。タイプ別ではサンデーサイレンス系が4勝、ロベルト系が3勝、サドラーズウェルズ系が3勝、ヘロド系が2勝、その他の系統が1勝ずつ。



 ここ5年はサンデーサイレンス2勝、オペラハウス、フレンチデュピティ、チーフベアハートが1勝ずつ。データをみると水色のノーザンダンサー系の活躍が目立つ。今年の登録馬を見るとサンデーサイレンス産駒はエアシェイディのみ。オペラハウス産駒はテイエムアンコール、トーセンクラウン。チーフベアハート産駒は昨年の覇者マイネルキッツ、フレンチデピュティ産駒はメイショウベルーガ。血統からはこの5頭に注目している。



 ちなみに菊花賞で3勝を挙げているダンスインザダーク産駒は天皇賞(春)に9頭が15回出走して3着が最高着順だった。





天皇賞(春) 過去20年血統別成績







 次にレース間隔を見てみる。これははっきりと出ていて休み明けで連対しているのはビワハヤヒデとサクラローレルの2頭だけ。どちらもG1馬で前走勝っている。過去には菊花賞と天皇賞春を勝ったヒシミラクルが前走3着から休み明け出走で16着に、菊花賞3着のエアダブリンがステイヤーズSとダイヤモンドSを勝ってきたが休み明けで5着になっている。3200mという距離で厳しいレースになるので一度は使っていないと本番では結果が出ないのだと思う。





天皇賞(春) 過去20年レース間隔別成績







 次に前走クラスを見てみる。すると前走GⅡに出走した馬の成績は18-17-20-160とほとんどがGⅡ出走馬。特に阪神大賞典、産経大阪杯、日経賞は天皇賞春のステップレースとして使われるので当然の結果。ローテーション的にもこの3つのレースがいいのでしょう。例外中の例外と言えばサクラローレルで1800mの中山記念を勝って天皇賞を勝ち、翌年は有馬記念を勝って久々の出走で2着。能力の違いと言ってしまえばそれまでだが、こういう桁外れの馬は今回はいないと思うのでデータ通りでいいのではないかと思う。





天皇賞(春) 過去20年前走クラス




天皇賞(春) 過去20年前走レース




 

コメント

  1. 天皇賞春・青葉賞・スイートピーS・谷川岳Sの“馬体&馬券”的展望

    今回、本命◎を打ってはいけない馬とは???

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