ジャパンC優勝馬アドマイヤムーン(牡4、栗東・松田博)を所有するダーレー・ジャパン・ファーム(DJF)が27日、中央馬主登録抹消をJRAに申請
した。高橋力代表は、近いうちに退くとみられる。馬主資格消滅によって、ダーレーの日本への本格進出は一時、棚上げされることになった。
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先日(11月2日)にダーレー・ジャパンの会長職とダーレー・ジャパン・レーシングの取締職を解任された高橋力氏はJRAの馬主資格返上と共にダーレーと決別する感じですね。折角、地道にJRAに食い込んできた高橋力氏ですが、こんな形でダーレーから見放されるとは。ダーレーとしてはもっと早くJRAの馬主資格を取って、競走馬を走らせたかったんでしょうね。一度、馬主資格を取得しているので抹消しても、再登録すればスンナリ馬主になれるのかな。これまで、高橋力氏が出資していたダーレー・ジャパン・ファームをダーレー本体が買い取って運営するようになると巨額のオイルマネーをつぎ込んできそうですね。高橋力氏が動いている時はJRAや日本の生産界のことを考えていたけど、これからはドンドンくるかもしれないな。はたしてどうなる事やら。
ダーレー関連のことを軽く図にしてみたけど、これであっているかな?間違っていたら修正しますので教えてください。
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【追記】
11月30日の日本経済新聞夕刊のモノケンの記事を読むとアドマイヤムーンのジャパンカップ後の引退は最初から決まっていたようですね。有馬記念は距離が長いから出走しないのではなく、所有権がJRAの馬主資格のないダーレー・ジャパンに移ったから。また、高橋力氏が90%持っていたダーレー・ジャパン・ファームの株も譲渡したようです。第三者に譲渡と書かれていますが、ダーレー・ジャパンの息の掛かった人に譲渡したのでしょうね。
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