チューリップ賞の登録馬「前哨戦で２強対決」

　ＧⅠ阪神ジュベナイルフィリーズを勝ち、前走のエルフィンＳは桁違いの強さで勝ったウォッカと中京２歳Ｓで牡馬を蹴散らし、シンザン記念では先日のアーリントンカップ２着だったローレルゲレイロにコンマ４秒差えをつけて先着したダイワスカーレットが激突する。ウォッカの前走は外枠で道中かなり行きたがっていて「これはダメか」と思って見ていたが直線追い出すとグイグイ伸びて２着ニシノマナムスメにコンマ５秒差をつける圧勝。掛かり気味で時計は１分３３秒７で上がり３Ｆが３４秒０だから気性面で成長すればもっと速く走れることは間違いない。一方、ダイワスカーレットは新馬から３戦全て牡馬混合戦を使われ、成績は２勝２着１回。牝馬戦を選択せずにあえて牡馬戦にぶつけるということはそれだけこの馬の能力を信じての事だと思うし、それにダイワスカーレットが応えることで牝限を使うよりは力をつけるということだろう。

　この２頭以外では阪神ジュベナイルフィリーズ３着ルミナスハーバーと４着のローブデコルテだろう。ルミナスハーバーは久々になるが減った馬体が戻ってこないと言うことらしい。ルミナスハーバーは紅梅Ｓを順当に勝って来た。桜花賞の優先出走権を取るには３着までに入らなければいけないが、これら４頭が強いので抽選馬にとっては厳しいレースになることは間違いないだろう。穴を探すとしたら桜花賞であっと言わせたアローキャリーの娘アロープラネットかな。

レース一覧・【チューリップ賞１着馬と前走成績】
日付    馬名               性齢騎手     種牡馬             人 間隔前走レース名   着 前距離
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060304  アドマイヤキッス　 牝3 武豊　　 サンデーサイレンス  2  26 未勝利*        １ 芝1800
050305  エイシンテンダー　 牝3 武幸四郎 エイシンサンディ    3   6 菜の花賞       １ 芝1200
040306  スイープトウショウ 牝3 池添謙一 エンドスウィープ    1   7 紅梅Ｓ　       １ 芝1400
030308  オースミハルカ　　 牝3 安藤勝己 フサイチコンコルド  4  14 阪神ジュG1     ７ 芝1600
020302  ヘルスウォール　　 牝3 デムーロ エリシオ            5   9 全日本G2       ９ ダ1600
010303  テイエムオーシャン 牝3 本田優　 ダンシングブレーヴ  1  13 阪神３歳G1     １ 芝1600
000304  ジョーディシラオキ 牝3 武幸四郎 オジジアン         11   4 エルフィ       12 芝1600
990306  エイシンルーデンス 牝3 野元昭嘉 サンデーサイレンス  2   6 紅梅Ｓ　       １ 芝1400
980307  ダンツシリウス　　 牝3 四位洋文 タマモクロス        2   7 シンザンG3     １ 芝1600
970301  オレンジピール　　 牝3 河内洋　 サンデーサイレンス  2   5 クイーンG3     １ 芝1600
960302  エアグルーヴ　　　 牝3 ペリエ　 トニービン          2  13 阪神３歳G1     ２ 芝1600
950311  ユウキビバーチェ　 牝3 松永幹夫 トニービン          3   5 うぐいす500*   １ ダ1600
940312  アグネスパレード　 牝3 河内洋　 バンブーアトラス    4   3 エルフィ       ４ 芝1600
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