新種牡馬キングカメハメハへの期待

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サンケイスポーツの競馬面に「馬産地情報 北の国から」と言うのがある。それによると社台スタリオンステーションの今年度の種付け頭数で一番多かったのがキングカメハメハだった。なんとその数245頭。ついでスペシャルウィークの234頭、ネオユニバースの228頭、シンボリクリスエスの226頭で、以下はゴールドアリュール、アグネスタキオン、フジキセキ、クロフネの順。サンデーサイレンス系種牡馬の人気の中にあってキングカメハメハが種付け頭数1位というのはそれだけ社台がこの馬に対する期待が伺える。

サンデーサイレンス系種牡馬は走る馬を多く出しているだけに”高く売れるから多く種付けする”ことになる。多く種付けするとサンデーサイレンス系のばかりになってしまう。そうなると血の飽和が怖い。だから、種付け頭数を見ればわかるとおりキングカメハメハ(ミスプロ系)、シンボリクリスエス(ロベルト系)、クロフネ(ノーザンダンサー系)に期待するところが大きいのだろう。特にキングカメハメハには、最近は父ミスプロ系×母サンデーサイレンス系という馬が活躍しているからね。

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