北村宏司騎手があと18鞍で年間1000回騎乗達成

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 今年も残すところあと4日間。騎手リーディングでは現在1位の戸崎圭太が2位岩田康誠に11勝差をつけているのでほぼリーディング獲得間違いない。JRA移籍2年目で早くもリーディング獲得とは凄い。ただ、来年はルメールとデムーロが通年で騎乗するからリーディング争いはもっと激しくなるだろう。所属が関東か関西かそれによっても違ってくるでしょうね。



 リーディング争いはほぼ決まったが、騎乗数では北村宏司が年間1000回騎乗まであと18鞍に迫った。年間1000回騎乗は2010年と2012年に幸英明が2回達成しただけで、他の騎手ではまだない。JRAの競馬開催日は109日なので1日10レース騎乗すると年間で1000回以上騎乗することになるが、これは相当大変。3開催であれば騎手が分散するので1日10レース騎乗は可能だが、2開催になると騎手が集中するので10レース騎乗は難しい。例えば11月29日の東京・京都では10レース以上騎乗したのは4人だけ。これが、翌日ジャパンカップの日ではひとりだけに。それだけ、騎乗数を増やすことが難しい上に、年間通して休みなく騎乗できるのは騎手として非常に偉いと思う。エージェントの力もあるけど、信頼がなければこれだけの騎乗数はこないからね。



 北村宏司は1980年生まれの34歳。同期は高田潤や二本柳壮など。34歳と言えば戸崎圭太も同じ歳で誕生月も同じ7月。今年の北村宏司を見ると戸崎圭太の活躍に刺激があったに違いない。今年は1000勝ジョッキーの仲間入りを果たし、スピルバーグで天皇賞秋を制し、そして1000回騎乗を達成させる。あと、4日間どんな騎乗をするのか楽しみだね。




騎手リーディング





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