ダービー馬ワンアンドオンリーは秋初戦の神戸新聞杯を勝って本番へ。神戸新聞杯の競馬をみるといかにも菊花賞の予行練習的なレースをした。本番でも後方からの競馬で勝負所の4コーナー手前あたり動いてくると思う。外を回る場合、早めに先団に取り付かないとコースロスが大きいので4コーナー6番手以内というのが勝つ為の位置取りだと思っている。その辺りは鞍上の横山典弘はよく分かっているはず。スタートが良くても悪くても4コーナーでは6番手以内で来る。
イスラボニータが天皇賞秋に向かうことになったので2番手以下が混戦。実績ではトゥザワールドだが詰めの甘さがある。スタミナを生かして早め早めの競馬で後続を封じ込めることが出来るか。京都では3戦3勝と相性がいいので最後の一冠は狙ってくる。ダービーを16人気で4着と好走したタガノグランパはセントライト記念も3着と好走。ファルコンSを勝った馬が中距離でも好走するのだから競馬は面白い。血統的には距離伸びて良さそうなので面白い存在になりそう。ダービー6着のショウナンラグーンはセントライト記念での走りを期待したが伸びても3着。終いは確実なので京都の下り坂が合えば馬券圏内くるかも。
サウンズオブアースは神戸新聞杯でワンアンドオンリーに頭差まで迫った。京都新聞杯2着の実績もあるし折り合えばこのぐらいは走っていい馬。ただ、神戸新聞杯の馬体重がデビュー以来最低なのが気になる。トーホウジャッカルは条件戦2着から神戸新聞杯に挑んで権利取り。デビューは5月と遅いのにこれだけ走るのだから成長力を考えると今回も走りそう。神戸新聞杯4着のサトノアラジンはデビュー戦を鮮やかに勝ったことで将来を期待されたが春のクラシックは未出走。条件戦を勝ち上がり賞金を加算したことで最後の一冠に挑むことが出来た。神戸新聞杯では苦しい競馬になったが4着と踏ん張ったように実力も付けているので本番が楽しみ。
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