重賞回顧「１７人気ピンクカメオが後方一気の差しきり勝ち」

　ＮＨＫマイルカップ　Ｊｐｎ１

　１着　ピンクカメオ
　２着◎ローレルゲレイロ
　３着　ムラマサノヨウトウ
　８着○マイネルシーガル
　ラップ　12.1-10.5-11.6-12.0-12.3-11.5-11.7-12.6

　各馬がいいスタートを切ったので有力馬は前へ前へ。それが、直線に向いて追い出すとモタモタとして伸びない。先行勢で唯一伸びてきたのがローレルゲレイロ。後方にいたピンクカメオは大外にだし、ムラマサノヨウトウは馬群を突いて伸びてきた。騎手のコメントで「ノメって」とあるように稍重の発表だったが思ったよりも水分を含んでいた馬場のようです。混戦模様で抜けた存在がいないと言っても最低人気とブービー人気が馬券になるのだから競馬は何があるか分からない。今回の３連単の投票は４５６票（ＴＡＲＧＥＴ調べ）もあり、誰かが当たっているんですよね。

　京都新聞杯

　１着　タスカータソルテ
　２着◎ローズプレステージ
　３着△サンライズベガ
　ラップ　12.4-10.4-12.5-12.7-12.5-12.9-12.7-12.1-11.3-11.8-12.2

　平均ペースで上がりの競馬。２Ｆ目に１０秒４を刻んだあとは１２秒台の淡々とした流れ。この流れに乗ったのがタスカータソルテ。緩急が突きすぎるとジリ脚なだけに決め手のある馬に負けてしまうが、こういう流れだとよく伸びる。ローズプレステージの秋山は上手く乗った。最初から控える競馬から内を突く作戦だったのかも。外回りコースだけにこの作戦が使えた。終いは伸びているがコースロスがなかっただけに着差以上に勝ち馬が強かった。サンライズベガは正攻法の競馬で終いもシッカリ伸びた。２戦目でこれだけの競馬が出来るのは立派。この結果、上位２頭はダービーの出走権を手に入れた。

　新潟大賞典

　１着◎ブライトトゥモロー
　２着△サイレントプライド
　３着　ヴィータローザ
　ラップ　12.5-11.3-11.5-11.6-12.3-12.2-11.9-11.3-10.9-12.2

　逃げたヨイチサウスが作り出したペースはそれほど遅くなかったが、馬場のいい新潟ならではの上がりの速い競馬になった。買った、ブライトトゥモローは予想通りの展開で予想通りの決め手を発揮してくれた。これだけ、展開予想がドンピシャだと気持ちがいい。ただ、マイネルレコルトが２着に来られる展開でもあったので後ろからの競馬になったのはガッカリした。