安田記念「終わってみればあの馬が」

前日オッズを見ればわかると思うが、断然の人気馬がいなくて単勝万馬券の大穴もいない。どの馬が勝っても「やっぱりな～」なんて思ってしまうだろう。それもそのはずＧ１を勝っている馬が何頭か出ているが牝馬限定戦であったり３歳戦であったりダートだったりとどの馬もインパクトにけるからね。東京芝１６００ｍはマイルよりの長い距離適性があった方がいいとかいわれているが、過去にはブラックホークやアドマイヤコジーン、タイキシャトルなどどちらかというとスプリンター系の馬も勝っているから一概には言えないだろう。だけど、臨戦課程で選ぶなら距離に関係なく厳しいレースを経験した馬を選びたい。

TARGET frontier JVで出走馬の対戦表を見ると京王杯スプリングカップＧ２、マイラーズカップＧ２、ダービー卿チャレンジＴＧ３、産経大阪杯Ｇ２辺りが主なところだが、この中では産経大阪杯が一番レベルが高かったと思う。そして、この産経大阪杯からの出走馬はバランスオブゲームをツルマルボーイ。どちらも東京競馬場は歓迎のタイプだが距離適性を考えるとバランスオブゲームの方がいいだろう。今回は逃げたい馬が多いのでスピード競馬になりそうだし、早い時計にも対応出来るから今回はチャンスではないだろうか。鞍上がＧ１連敗中だが、唯一のＧ１勝利が安田記念だからもしかしてなんて思ったりして。

相手は手広く行きたいので印どころにパラパラと。穴で期待しているのがユートピア。最初はこの馬を本命にしようかと思ったほど。それは、金杯ではサイドワインダー、マイソールサウンドとタイム差なし。フェブラリーＳでは２人気に推された馬。ダービー卿チャレンジＴではウインラディウスと同斤量で２人気。今回はブリンカーを着けてくるし追い切りも良かったからちょっと楽しみ。