【G3】桜花賞トライアル チューリップ賞考査

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 早いものでもう3月ですね。桜花賞トライアルのチューリップ賞は3着までに桜花賞への優先出走権が与えられるレースです。現在、収得賞金が910万以上の馬は20頭いるので、収得賞金900万以下の馬はここで優先出走権を取れないと桜花賞への出走が難しくなります。今年は阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったメジャーエンブレムが今年初戦のクイーンカップを快勝したことで一歩抜けだした印象があります。桜花賞と同じコースで行われるチューリップ賞からはどんな馬が勝つのでしょうか。データ面から有力馬を探してみたい。



 まずは血統ですが、過去10年のデータを見てみると驚くことに同一種牡馬の勝利がない。過去20年まで期間を広げてもサンデーサイレンスが3勝を上げているだけ。傾向的にはサンデーサイレンス系が強いが、調子のいい馬や実績馬が強い傾向にある。強いて上げればサンデーサイレンス系+母系にノーザンダンサー系が内包している馬がいい。




チューリップ賞 過去10年 1着馬の血統










 次に前走データからどのレースを使っている馬が好走しているかみてみたい。前走では阪神ジュベナイルフィリーズを走った馬が5-4-4-4と好成績をおさめている。次いで500万したの2-2-0-36、未勝利戦の2-0-2-20、エルフィンSの1-2-2-18となっている。また、前走着順では前走1着が6-4-4-53、前走2着が2-2-1-5、前走3着が1-1-1-9、前走4着以下が1-3-4-50となってる。勝ち馬を見ると前走阪神ジュベナイルフィリーズを出走している馬は3着以内が条件。それ以外は1着が条件となる。前走着外から巻き返しているのは2008年のエアパスカルだけで、この馬は2走前に紅梅Sで2着の実績があった。前走脚質では逃げは0-0-1-11と不振で、先行4-6-3-47、中団3-4-5-42、後方3-0-1-16で、前走上がり3F順位1位の馬は7-0-2-21と前走ではいい脚を使っている馬の成績がいい。





チューリップ賞 過去10年 1着馬の前走データ














 上記のデータから有力馬を探してみると以下の5頭が1着候補かな。


ウインファビラス サンデーサイレンス系 前走阪神ジュベナイルフィリーズ2着

ブランボヌール  サンデーサイレンス系 前走阪神ジュベナイルフィリーズ3着

レッドアヴァンセ サンデーサイレンス系+ノーザンダンサー系内包 前走1着 前走上がり3F1位

シンハライト    サンデーサイレンス系+ノーザンダンサー系内包 前走1着 前走上がり3F2位

ジュエラー     サンデーサイレンス系 前走2着 前走上がり3F1位




チューリップ賞の登録馬












Output by TARGET frontier JV

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