オークス考査【過去の傾向から探る】

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 オークスの出走馬が決まりました。今年は桜花賞上位馬、トライアル上位馬が揃って参戦。面白いレースになりそうです。そこで、過去の成績から傾向を探ってみました。



 まずはステップレースから。前走桜花賞組が強いのは当然のことですが、近年ではトライアル組の活躍が目立っています。昨年はトライアルではありませんが桜花賞と同じ日に行われたわすれな草賞を勝ったエリンコートが1着、トライアルのフローラS3着のピュアブリーゼが2着で波乱の結果に。2010年はフローラSを勝ったサンテミリオンがアパパネと1着同着。2007年もフローラSを勝ったベッラレイアが2着に。2006年はスイートピーSを勝ったカワカミプリンセスが1着に。こうやって見るとトライアルを人気で勝っている馬が連に絡むケースが目立ってきた。今年の出走馬を見てみるとトライアルを勝ったミッドサマーフェア(フローラS1人気1着)とダイワズーム(スイートピーS2人気1着)は上位人気での勝利。また、わすれな草賞を勝ったキャトルフィーユ1人気1着)も人気での勝利。と言うことはこの3頭は外せない。



 桜花賞組を見てみると桜花賞馬がオークスを勝ったのは2010年のアパパネ、2009年のブエナビスタ、2003年のスティルインラブ、1993年のベガ、1987年のマックスビューティ、1986年のメジロラモーヌ。各馬に共通していることは桜花賞を2人気以内で勝ち、オークスも2人気以内だったこと。2人気で勝ったのはスティルインラブだけ(この年は武豊騎乗のアドマイヤグルーヴが人気になり過ぎた為)なので、この馬を除けば全て桜花賞、オークスを1人気で勝ってきている。今年は桜花賞を勝ったジェンティルドンナは2人気なので、データ的には微妙な感じに。また、乗り替わりで勝った例はないのでこの辺も微妙に。桜花賞2着以下は着順に関係なく絡んでくるので、気になる馬は押さえた方がいいでしょう。



 レース展開をみてみると2400mが初距離と言うこともありスローペースの上がりの競馬になりやすい。スローだから前が残るかといったらそうでもなくて決め手のある馬が上位に来る。むしろ、平均ペースになったときの方が前目の馬が残りやすい傾向にある。決め手のある馬というとダイワズーム、ミッドサマーフェア、ハナズゴール、ジェンティルドンナなどでしょう。



 血統ではサンデーサイレンス系が強いのは言うまでもないが、時々Grey Sovereign系が来る。今年はGrey
Sovereign系はココロチラリだけになるが鞍上が横山典弘というところが不気味な感じがする。まあ、ダイワズームには2戦2敗なので能力的にはちょっと足りないと思うけど。配合を見ると父サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系が強い。この組合せはアイスフォーリス、ジェンティルドンナ、トーセンベニザクラの3頭。中でもアイスフォーリスとジェンティルドンナは社台系なので要注意です。



 


オークスの出馬表






オークス 過去26年の連対馬





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