凱旋門賞 ディープインパクト 武豊

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 フォルスストレートをシロッコの外に付けて直線持ったままでディープインパクトが上がって来た時は、一瞬夢をみたが武豊が鞭を入れてもディープインパクトがいつもの“グィーン”と来る伸びがない。外にレイルリンクが併せに来た時は豊も必至に鞭を連打。“ディープインパクトよ目を覚ませ”とばかりに見せ鞭をいれるが伸びはジリジリ。有馬記念の時と同じで性能が他馬とは違うから持ったままで先頭に立ってしまうが、そこからギヤが入らない。ディープインパクトが全能力を出して負けたレースなら良くやったと思えるが、どう見てもそうでは無いからね。それを一番知っているのが鞍上の武豊で、彼が一番悔しかったんだろう。レース直後に合田さんがマイクを向けたが「残念です」と言うのが精一杯だったから。

 ただ、これまで遠かった凱旋門賞という世界最高峰のレースがディープインパクトの走りでグッと近づいて来たことは間違いない。また、日本で海外でG1をいくつも勝っている武豊でさえ凱旋門賞ではベストの騎乗はまだ出来ていないが、勝つためのレースや勝てる馬はこれで分かったに違いない。

 勝てなかったことは非常に残念だが、この数ヶ月間はディープインパクトのおかげでワクワクさせてもらった。やはり、海外のG1を日本の馬が走る。しかも、人気を背負って走るというのは馬券を買えなくても応援したくなからいいね。

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