ＣＢＣ賞の登録馬

　このレースは開催時期がころころと変わっている。一昨年までは暮れの開催だったが昨年から短距離路線の充実のためにサマーシリーズ・スプリントの前哨戦的なレースになった。そして、昨年のこのレースを勝ったシーイズトウショウがサマーシリーズを制した。これまではＧ１を頂点として馬を使ってきた調教師もＧ１では厳しい馬は確実に賞金を稼げるレースを使うように考え方が変わって来たように思える。ここに登録してきた馬の中にもＧ１で頭打ちの馬がいるし、昇級馬ではあればＧ１を狙いに行くステップにしたいところ。

　登録数は３７頭と多く半数以上が除外になるので出られそうな馬で気になるところをいくつか。２年連続で出走のアグネスラズベリは昨年と同じでヴィクトリアマイルを使っての参戦。昨年は使い詰めでヴィクトリアマイル→ＣＢＣ賞と来て８着。今年は休養を挟んで叩き３戦目。ヴィクトリアマイルでの着順は悪いが速いタイムで走っているので状態は問題ないと思う。昨年よりは今年の方が走れる状態ではないだろうか。３歳馬アドマイヤホクトはファルコンＳを圧勝して休養。久々で古馬戦となるが欅Ｓのトロピカルライト、目黒記念のココナッツパンチをみると今年の３歳はレベルが高いのである程度成績を残している馬なら十分やれると思う。京王杯スプリングカップ組からはフサイチリシャールに注目。ついに１２００ｍ戦に出てきたかという感じで、この馬は決め手はないがスピードがあるので１２００ｍが合っていると思っている。１２００ｍでも行けるスピードがあり長い距離を走っているのでスタミナもある。高松宮記念２着のペールギュントは短距離に路線変更をしたら別馬のように走る。前走のテレビ愛知ＯＰでは前半３Ｆ３２秒４のペースを楽に中段から追走して、早め先頭から一気に抜けだしてしまった。早い時計にも対応出来ているしここでも好勝負するだろう。

　ＣＢＣ賞の登録馬

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