スプリンターズＳの登録馬【馬名の意味由来】

　今週末はスプリンターズＳですが、お天気が気になりますね。台風１５号は２日には太平洋に進路を変えるような感じですが雨が降り続いていますから道悪競馬になるのかな。道悪と言えばカルストンライトオやアストンマーチャンの逃げ切り勝ちを思い出しますね。



　高松宮記念を勝ったファイングレインはセントウルＳでは勝ち馬からコンマ７秒差。５９キロを背負って上がり３Ｆは３３秒７ですから悲観する内容ではないですね。中山競馬場はスプリングＳ（９着）、ニュージーランドＴ（２着）で経験済み。１２００ｍの勝利は全て直線平坦コースですが坂がダメと言うことはないでしょう。高松宮記念２着のキンシャサノキセキは函館スプリントはスンナリ勝ったけど、キーンランドカップでは内で詰まって動けずに３着。函館スプリントでは前半３Ｆ３２秒８のペースを抑えたままで追走出来るスピードがある。年齢を重ねて我慢が出来るようになり、それが最後の瞬発力につながっていると思う。キンシャサノキセキはファイングレインと同じ５歳、同じフジキセキ産駒ですが南半球馬でなのでこちらの方が半年若いです。スズカフェニックスは２００７年の高松宮記念を勝ったときは強かったがその後は９戦して１勝だけ。決め手はあるけど差しきるだけの勢いはなくなっているかな。今回は主戦の武豊がメイショウサムソンで凱旋門賞に騎乗するために横山典弘にバトンタッチ。先週はキングストレイルでまさかの逃げを演じているだけにこの乗り替わりはちょっと怖いな。



　スリープレスナイトは全成績の８勝全てが１２００ｍですから、根っからのスプリンターかもしれないね。ダートで活躍した馬が芝でも連勝。昨年の２着馬サンアディユも同じようにダートから芝に変わって重賞勝ち。足下に不安がある馬はダートを使われながら徐々に脚を丈夫にして芝に変更。ここで、能力を発揮で切るような馬はパワーもあるので活躍すると思っている。カノヤザクラもスプリンターでしょうね。父はこのレースを２連勝しているサクラバクシンオー。父と同じで５００キロを超える雄大な馬体でスピードがあるのだから簡単には止まらないでしょう。ここ５走の上がり３Ｆは全て３４秒を切っている事からもスピードの加えて切れ味も備わってきたようです。鞍上の小牧太も今年は乗れていますからね（桜花賞勝ちを含む重賞５勝）。

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