阪神ジュベナイルフィリーズの予想「本命ハープスター」

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

 先週のジャパンカップダートは社台ファームが攻勢を掛けてきてベルシャザールで最後(今年で終了してしまうGⅠ)のタイトルを見事に獲った。これで、一歩リードしたわけだが今回はノーザンファームの番。出走メンバーをみるとノーザンファームはレーヴデトワール、マジックタイム、ハープスター。対して社台ファームはレッドリヴェール、マーブルカテドラルの2頭。メンバーを見ると明らかでレーヴデトワールを出してきてまで態勢を整えてきた。特に松田博資厩舎の3人娘(ハープスター、レーヴデトワール、サングレアル)は全てノーザンファーム生産馬で期待が高い馬。それを2頭だししてくるのだから完全に狙っている。馬主的にはサンデーレーシングの方が上だが、スケールの大きさでハープスターを上とみた。



 ハープスターはお婆ちゃんにベガがいる血統。ベガは脚が曲がっているということで買い手がつかず吉田和子氏が所有して松田博資厩舎に預けた。デビュー戦こそ橋本美純騎手で2着したが、次戦からは武豊騎手が手綱を獲り3連勝で桜花賞を勝ち、続くオークスも勝った。小柄だがスピードがあって最後までバテないのが強みだった。ベガは母として4頭の競走馬を産んだ。アドマイヤベガ(ダービー、ラジオたんぱ賞、京都新聞杯)、アドマイヤボス(セントイト記念)、アドマイヤドン(朝日杯FS、フェブラリーS、JCBクラシック他)、キャプテンベガ。そして、不出走だがヒストリックスターが唯一の牝馬でその子供がハープスターというわけだ。ハープスターの馬名の意味由来をみると『ベガ(こと座)の別名』となっている。世代を経てベガの血がまた開花しようとしている。競馬はブラッドスポーツと呼ばれるように良血と良血の組み合わせで強い馬を生み出す。母を管理した調教師がその子供達も管理するというのは競馬の世界ではよくあること。だから、母ベガを管理した松田博資調教師に孫娘のハープスターを預けたのも自然な流れ。



 今年の新潟2歳S組はレベルが高いと評判。その、新潟2歳Sで3馬身差の圧勝劇を演じたハープスターならここで負けるはずがない。クラシック戦線は本番(桜花賞)から逆算してレースを使ってくる。だから、ハープスターがここに出走するのも予定通り。休養を挟んでパワーアップしたハープスターがどんな競馬をしてくれるか楽しみ。





阪神ジュベナイルフィリーズの出馬表





コメント

タイトルとURLをコピーしました