皐月賞回顧「走るたびに強くなるロゴタイプが勝った」

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 皐月賞は速い馬が勝つ、ダービーは運のいい馬が勝つ、菊花賞は強い馬が勝つ。このような格言があるが、今年の皐月賞はまさに速い馬が勝った。勝ったロゴタイプの優勝タイム1分58秒0はレースレコードでコースレコードだから凄い。ちなみに2着のエピファネイアもコースレコードを破っている。いくら前が引っ張ったからといってこれほどまでのタイムが出るとはね。ロゴタイプは父ローエングリンのスピードを受け継ぎ、母父サンデーサイレンスのスタミナを受け継いだいいとこ取りの馬だ。ロゴタイプは500万下から4連勝でクラシック制覇。3歳チャンピオンが皐月賞を勝ったのは1994年のナリタブライアン以来。過去のレースを見ると走るたびに強くなっているのが分かる。特にデムーロ兄姉が騎乗してからは追ってからの伸びが違う。折り合いに心配がないので距離は伸びても大丈夫。早めに動いて後続を封じ込めるのがこの馬の特徴。ダービーでも最有力候補は間違いないだろう。



 レースは内田博幸騎乗のコパノリチャードが好発から一気にハナを奪い、クリノヒマラヤオーとラブリーデイが続く展開。人気馬3頭は先団で外からエピファネイヤ、コディーノ、ロゴタイプと並ぶような展開。カミノタサハラは中団の外目、タマモベストプレイはロゴタイプを見る形。レッドルーラーは中団の後ろ。1000m通過が58秒0は過去28年で1番速いタイム。この流れでも手応えがいいのが上位3頭。特にコディーノは手応え抜群で追い出しを我慢しているように見えた。凄かったのはロゴタイプのミルコ・デムーロ。3コーナーでコディーノ後ろにつけ、4コーナーの出口ではエピファネイヤの外に出して一気に伸びてきた。内にいたはずのロゴタイプが外から伸びてきたもんだから横山は驚いたろうね。相手を待って追い出せば併せることも出来たが、外から来られたのではそれも出来ず。仕掛けも遅れてしまった感じ。エピファネイヤは外で掛かり気味でも直線伸びているように能力は相当なモノ。ただ、まだコントロールが利かないのが難点。これで、折り合うようになったら相当強くなりそう。コディーノはやはり外人が乗った方がいいかもね。なまじ手応えがいいもんだから追い出しを我慢してしまう。完成度が高いだけに伸びしろ少ないのかな。NHKマイルならぶっちぎりなんだろうなぁ。期待していたレッドルーラーはレース中に故障してしまったようです。





皐月賞の結果






皐月賞 過去28年の勝ち馬






皐月賞 過去28年の勝ちタイム





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