弥生賞を考える

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これだけのメンバーがそろった弥生賞なのでもうちょっと考えてみた。調べたのは過去10年のタイムなど。下の一覧は過去10年の勝ち馬の走破タイム、上がりと前後半の3Fおよび5F。これを見るとペースが前半より後半が1秒以上遅いのはエイシンチャンプ、アグネスタキオンが勝ったレース。それ以外は前後半が同じようなペースか、後半が速いレースになっている。これは、中山2000mというコース形態と権利取りという微妙な流れがこういう結果になっているような気がする。今回はそのペースの鍵を握りそうな馬はワールドアベニューかダイワキングコンかキングストレイルか、どの馬が逃げるにしてもペースは速くならないだろうね。そうなると弥生賞特有の上がりの競馬になりやすいと思う。

タイム分析・レース一覧          【芝2000m】
日付   状 1着タイム 上り  1着入線馬名        前3F 前5F  後5F  後3F PCI3
----------------------------------------------------------------------
040307 良 2.00.5 34.6  コスモバルク     36.5  60.9  59.6 34.8 56.3
030309 良 2.02.3 35.9  エイシンチャンプ   35.4  59.7  62.6 37.9 52.8
020303 良 2.02.0 34.6  バランスオブゲーム  36.9  63.2  58.8 34.6 63.5
010304 不 2.05.7 38.2  アグネスタキオン   37.2  61.7  64.0 39.2 41.2
000305 良 2.02.3 35.9  フサイチゼノン    36.2  61.1  61.2 36.2 54.2
990307 稍 2.03.5 35.3  ナリタトップロード  36.6  61.4  62.1 36.3 58.9
980308 良 2.01.8 35.4  スペシャルウィーク  35.4  61.2  60.6 36.1 51.3
970302 良 2.02.2 35.7  ランニングゲイル   35.9  62.2  60.0 36.0 51.6
960303 良 2.02.7 35.1  ダンスインザダーク  36.6  62.0  60.7 35.6 56.1
950305 重 2.03.7 36.4  フジキセキ      37.6  62.5  61.2 36.4 51.3
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じゃあ、これまで弥生賞で上がり3Fで一番速いタイムを出した馬が勝ったかというとそんなことはなく、上がりが遅くてもエイシンチャンプやバランスオブゲームのように前で競馬をして粘り込んでいる場合もある。だけど、それ以外の8頭の勝ち馬は上がり3Fが上位3位に入っている馬ばかりでした。また、前走を見ても半数の5頭が上がり3Fを1位のタイムで走っている。今回の出走メンバーを見ると決めてのある馬が何頭かいるが、果たしてどの馬が勝のでしょうね。下の表は弥生賞で上がり3Fを1位のタイムで走った馬の成績と前走を出したものです。








































































































































































































日付 馬名 通過順 3F PCI 前走レース名 前通過順 3F 前PCI
040307 コスモバルク    1着 2- 2- 2 34.6 *57.3 ラジオたG3 1着 1- 1- 1 34.9 *57.4
030309 コスモインペリアル 3着 8- 7- 6 35.6 *53.9 京成杯 G3 3着 9-10- 9 35.6 *53.5
030309 ザッツザプレンティ 6着 10-10- 8 35.6 *54.5 ラジオたG3 1着 2- 2- 2 35.2 *61.2
020303 ローマンエンパイア 2着 10-10-10 33.7 *67.3 京成杯 G3 1着 10-10- 7 34.7 *56.4
010304 アグネスタキオン  1着 3- 3- 3 38.2 *43.6 ラジオたG3 1着 7- 7- 2 34.1 *61.6
000305 エアシャカール   2着 16-13- 4 35.3 *56.4 ホープフ 1着 6- 7- 6 36.1 *57.6
990307 アドマイヤベガ   2着 12-14-13 35.0 *61.0 ラジオたG3 1着 7- 6- 4 34.8 *63.3
980308 スペシャルウィーク 1着 8- 7- 6 35.4 *54.3 きさらぎG3 1着 9- 9 35.7 *56.4
970302 オースミサンデー  2着 7-12- 8 35.6 *54.7 500万下* 1着 3- 5- 4 36.4 *51.7
960303 ダンスインザダーク 1着 9- 6- 5 35.1 *58.2 きさらぎG3 2着 4- 4 34.7 *56.5
950305 ホッカイルソー   2着 9- 8- 8 36.3 *52.7 ジュニア 1着 4- 3- 3 34.6 *66.0
950305 イブキタモンヤグラ 5着 9-10-10 36.3 *53.3 若駒S  1着 2- 2- 1 35.0 *61.4

コメント

  1. サーチライトは月の光とともにタイトロープを照らす より:

    ディープインパクト 三冠馬へ始動

    いよいよ今週はディープインパクトが再登場です。 彼が歴史的名馬なのか評判だけの駄馬なのか、ここで明らかになるでしょう。 ディープインパクトが普通の馬なら、弥生賞…

  2. sting的blog より:

    弥生賞の傾向。

    ◇朝日杯FS直行組は結構好走する。 ◇比較的荒れる要素のあるレースではない。 ◇…

  3. 今週の気になる馬 より:

    常識破り・関東の王者vs規格外・関西の怪物

    皐月賞前に事実上の王者決定戦とも言われている弥生賞。
    2005年 3月 6日() 2回中山4日目 仮想出馬表
    11R 第42回報知杯弥生賞
    3歳・オープン・…

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