2012年上半期 重賞データ

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 金杯から始まった競馬も宝塚記念が終わりひと区切りがついた。そこで、上半期の重賞データ(障害を除く)を出してみた。抽出したのは騎手、調教師、馬主、生産者、種牡馬のそれぞれ上位20位までのデータ。それと、重賞勝ち馬一覧です。










 騎手ランキングを見ると勝利数と賞金で福永祐一が1位と大活躍。G1は安田記念の1勝だけだったが全重賞で9勝もした。個人の人気を分析すると1人気は勝率26.7%、複勝率40.0%と全体と比較しても抜けていないが、2人気では勝率42.9%、複勝率71.4%と好成績を収めている。いい馬が集まっている事も確かだが、その期待に応えているの確か。昨年は年間の騎手リーディング(JRA)を取っているし、安定感が出てきているのは間違いない。この夏はさらなるレベルアップを求めてアメリカに渡ったので、秋からの活躍に期待したい。



 2位の蛯名正義はG1は勝てなかったがG2で4勝。しかも、騎乗数が6回で4勝だから凄い。騎手リーディングでも現在は全国4位、関東1位と好調。社台系との繋がりもいいので秋も活躍すると思う。3位の岩田康誠は重賞4勝のうちフェブラリーS、桜花賞、ダービーとG1で3勝を挙げている。気迫アル騎乗スタイルからみても大一番に力を発揮するのがよく分かる。4位はクレイグ・ウィリアムズ。本格的に短期免許で騎乗を初めて今年で3年目。過去2年と比べても今年の活躍は凄い。安定感が抜群なのでいい馬が回ってくる。それで、結果もキッチリ出してくるのだからいわゆる「ウィリアムズ人気」になりやすくなっている。社台系との繋がりも良く、再来日したときは要注意です。









 調教師ランキングを見ると池江泰寿師が勝利数でトップ。賞金も2位の石坂正師に大差をつけてぶっちぎり状態。勝利の内訳をみるとG1は1勝だが、G2は3勝、G3も3勝となっている。勝利数が多いのは馬主を見ても分かるとおり社台との繋がりが強いからでしょう。また、騎乗する騎手も揃っているので勝利数は自然と上がってくる。2位の石坂正氏はジェンティルドンナで重賞3勝。しかも、桜花賞とオークスのG1連勝ですから勝負強い。全国10位ですが「ここぞ」というときに持って行く厩舎ですね。3位の角居勝彦師はG1勝ちが無い。全国1位ですから馬は揃っているので後半の活躍に期待ですね。騎手は小原系と外国人が多いです。









 馬主ランキングを見ると社台系が強いのが分かりますね。中でもクラブ馬が強いというのが社台の強みではないでしょうか。クラブ馬が強ければ出資者も増えてきますからね。また、個人でも社台系種牡馬が活躍しているから常に社台が中心になることは間違いない。個人ではカレンの冠名を持つ鈴木隆司氏がトップ。どこから馬を買っているかというと社台からです。



 生産者ランキングを見るとこちらも社台系が強い。生産→馬主と社台系が強く、また種牡馬も社台系が強いので社台系を抜いて考えることは出来ない。社台系だらけになったときこそ調教師-騎手で狙うのがこれからの競馬だと思う。













 種牡馬ランキングを見るとディープインパクトが強いですね。ブログに何度も書いていますが「3歳戦はディープインパクト」というのがセオリーです。G1の3勝は全て3歳戦で、全重賞の13勝のうち9勝が3歳戦です。これから、古馬戦でも活躍する馬が出てくるでしょうが、まずは3歳戦で狙うのがいいでしょうね。キングカメハメハは安定していますが上半期はG1戦で0勝。芝・ダート問わずに強いのが特徴ですね。ステイゴールドはゴールドシップの皐月賞とオルフェーブルの宝塚記念でG1勝ちを収めている。出走頭数は少ないけどいい馬が多いです。








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