タイキシャトル産駒のロスペトリュスが直線一気で新馬勝ち

　１０月２０日東京４レースの新馬戦で勝ったロスペトリュスは叔父に皐月賞馬のノーリーズンやシンザン記念を勝ったグレイトジャーニーがいる血統。母ロスマリヌスは２戦２勝で引退。２戦目の白菊賞ではのちに皐月賞で２着になったダイタクリーヴァを差しきっている。産駒はロスペトリュスで２頭目。上は１勝も出来ずに引退したが、この馬は走りそうですね。



　レースを見るとスタートはまずまず。特に掛かる様子もなく流れに乗って、直線は追い出しを我慢できたほど。ペースが遅いとはいえ上がり３Ｆ３３秒９は立派。タイキシャトル産駒なのであまり長い距離は良くないかもしれないが、１８００ｍと勝てたというのは大きな意味があると思う。どういう風に育っていくのか今後の走りに注目してみたい。



　ロスペトリュスの馬名の由来は母のロスマリヌスより「ロス」を、地名よりペトリュスを取って付けたらしい。ペトリュスという地名を調べるとフランスボルドー地方でシャトー・ペトリュスという非常に価値のあるワインのシャトーがある地域らしい。母の名前と、国内外の合わせて５つのＧ１を勝った父タイキシャトルに最高の価値があると認めて、この名前を付けたのかもしれないですね。そして、新馬でタイキシャトルを管理していた藤沢和雄厩舎の評判馬を負かしたというのは偶然ではないのかもしれないと思ったよ

５代血統表　ロスペトリュス

牡 2歳　　　父 11歳・母 8歳時産駒　2005年 栗毛 (えりも町)

[Halo]　　 25.00%　3 x 3

[Hail to Reason]　　 12.50%　4 x 4

[Cosmah]　　 12.50%　4 x 4

[Turn-to]　　 6.25%　5 x 5

[Nothirdchance]　　 6.25%　5 x 5

[Cosmic Bomb]　　 6.25%　5 x 5

[Almahmoud]　　 6.25%　5 x 5

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