府中牝馬Ｓの登録馬【過去１０年の勝ち馬と配当一覧】

　エリザベス女王杯を目指す馬のステップレース的要素を含んだレースと言っていいでしょう。距離適性でエリザベス女王杯に向かわない馬もいますが、過去１０年の勝ち馬のうち８頭がエリザベス女王杯に出走しています。古馬牝馬のレース路線が充実してきていますが、このレースの勝ち馬をみると前走で連対しているかＧ１馬が勝っています。「牝馬は格より調子」と言われますがまさにその通りですね。前走負けた馬でこのレースを勝った馬はエリモエクセルとメジロドーベル。この２頭に共通するのはオークス馬と言うことです。東京芝２４００ｍを勝つような馬には関係ないと言うことかな。また、年齢別でみると４歳馬の成績がいいですね。



　今回の登録馬をみると前走勝っているのはアサヒライジング、シェルズレイ、タイキマドレーヌ、ピースオブラヴ、プライムナンバー、ユキノマーメイドの６頭。このうちアサヒライジング以外は全て昇級戦となります。まあ、シェルズレイは昇級戦といってもこれまでに重賞を走っていますけどね。今回の登録馬でＧ１馬はテイエムプリキュアだけ。そのテイエムプリキュアも３歳Ｇ１なのであまり考えなくて良いでしょう。ということはやはり調子の良い馬が中止になるかな。このレースを連覇した馬はいないというのはディアデラノビアとヤマニンアラバスタにとって嫌なデータですね。　



　参考

　牝馬重賞戦線図

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2002年は中山開催

特別登録出馬表分析 2007年10月13日　府中牝馬Ｓ

ソート:収得賞金(降順)

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