古馬中距離レース路線図を作って見て思ったが日本には2000mのG1が天皇賞春だけしかない。だから、2000m前後と得意とする馬は休養するか海外に行くしかない。ヨーロッパであれば国境はあるが地続きなので行き来がしやすい?日本は検疫システムがネックで一度出かけると帰国したときに拘束させられてしまう。この辺りをもう少しスムーズに行くと海外からの出入りも多くなってパート1国としての役割が果たせるのではないだろうか。
中距離路線の前期は宝塚記念が最終目標となるが、後期の場合は3パターンある。1つめは古馬の王道路線と言うべき天皇賞秋→ジャパンカップ→有馬記念。2つめは3歳馬の菊花賞→ジャパンカップ(→有馬記念)。3つめはアドマイヤムーンなど2000mを得意とする馬の天皇賞秋→香港カップという路線。3歳馬に関しては天皇賞秋からJCに行くか有馬記念に行くか、それとも昨年のアドマイヤムーンのように香港カップに行くのか、国内に固執しない馬主や調教師のおかげでローテーションが多様化してきた。まあ、海外に行かれてしまうと馬券が買えないのは残念だけど、海外のレースで勝ってくれると嬉しいからい
いでしょう。
図は宝塚記念から有馬記念までの間で有馬記念とジャパンカップ3着以内の馬のローテーションを元に有力と思われるレースを挙げてみた。また、有馬記念とジャパンカップの勝ち馬それぞれの秋のローテーションも図にしてみた。
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