ディープインパクト産駒の挑戦

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 今年の阪神ジュベナイルフィリーズを征したのはディープインパクト産駒のジョワドヴィーヴル。2戦目でのG1制覇という偉業を成し遂げた。姉は名牝ブエナビスタだからこの勝利で一気に人気馬になる。ディープインパクト産駒は年明け5歳馬が初代産駒なのでわずか2世代だけで種牡馬リーディング2位、獲得賞金は3位(TARGET調べ)という凄い成績を残した。



 昨年1年間の種牡馬成績をみると勝利数ではキングカメハメハ、ディープインパクト、ネオユニバース、アグネスタキオン、クロフネの順。賞金順ではキングカメハメハ、シンボリクリスエス、ディープインパクト、クロフネ、マンハッタンカフェの順。上位馬の勝率をみるとディープインパクト産駒がダントツで連対率、複勝率もいい。と言うのも、同世代での対決が抜けて成績がいいのでこの成績が残せたと言ってもいい。



 古馬戦での重賞勝利はリアルインパクト(安田記念)だけというのはちょっと寂しい。オープン馬はマルセリーナ、ボアレス、トーセンレーヴ、フレールジャック、イグアス、ダノンシャーク、スマートロビン、ムーントリック、ダノンバラード、リベルタスの11頭。これから、徐々にオープン馬も増え重賞で走って来るでしょう。その時にディープインパクト産駒の実力がわかると思う。とりあえず、2歳3歳限定戦では強いと言うこと。また、混合戦でも下のクラスでは強いと言うことは覚えておいた方がいい。



 ディープインパクトにはいい牝馬をつけているので強い馬が出てくる可能性は高い。ただ、成績が伴わなければ質のいい牝馬は他の種牡馬につける事になるだろう。名馬が名種牡馬なるとは限らないのが競馬の世界。ディープインパクトが名種牡馬になるためには産駒の活躍次第。明け4歳世代はちょっと印象が薄いだけに明け3歳世代には頑張ってもらいたい。





2011年種牡馬成績





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