チューリップ賞のレーヴディソールは強かった。勝負どころの4コーナーから直線に掛けて外に出し、鞍上が仕掛けるとスッと反応。そこからが他馬とはエンジンが違いすぎた。加速が始まると一気に突き抜けて鞍上の福永祐一も追うことをせずに流すだけ。それでも、後続との差が開いてしまった。上がりの速い競馬で、他の馬よりも1秒以上速い上がりですからちょっとモノが違う。
無傷の4連勝で桜花賞に挑むことになったが、馬体も成長していることだし死角らしい死角が見当たらない。このまま順調に行ければどこまで強くなるのか計り知れない。
昨年7月に芦毛の怪物オグリキャップが亡くなった。その年に芦毛のレーヴディソールが阪神ジュベナイルフィリーズを勝った。そして、今度はレーヴディソールが新たな伝説を作るかもしれない。そんな、楽しみがある馬だ。
チューリップ賞の結果
レーヴディソールの戦歴
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