２００９年を振り返って見る「１人気の成績は？」

　毎年の事ですが、今年１年間のレースをTARGETで集計してデータを出してみた。リーディングとかはJRAのホームページを見れば出ているので、それ以外で気になったところをいくつかまとめてみた。まずは単勝人気から。



　馬券を買う上で単勝人気は気になるところ。僕も必ずオッズを取得して人気は確認する。だいたい、単勝１人気の勝率は３０％以上、連対率は５０％以上だから無理に外すと馬券が当たらない。今年の単勝１人気の成績は勝率３１．０％、連対率５０．９％、複勝率６３．５％だった。これが、例年と比べてどうなのかと言えば、過去５年で最低の成績。本命党にとってはありがたくないが、穴党にとってはいい年だったかも。



　僕が１人気を本命◎馬に推したときの成績は勝率３１．８％、連対率５５．３％だった（選んでいる割に成績が良くない）。それが、対抗○馬に１人気を持って来たときの成績は勝率４０．７％、連対率４８．１％で本命に推したときよりも成績が良かった。これは、「この馬は強いと分かっているけど一発があるならこの馬かな」と言うときに対抗に推す場合が多いからだな。また、▲や△に推した馬の成績は落ちているので押さえで買うような１人気馬はあまり来ていないと言うことだ。じゃあ、本命◎馬の成績はと言うとこれが悪い。勝率２２。５％、連対率３８．５％だから馬券の成績が悪いのもうなずける。一発で回収率は上げる穴党ではなく、コツコツ当てて、ときどき万馬券が僕のスタイルだから勝率、連対率は上げないと駄目だな。



　

２００９年　人気別集計

過去５年間　１人気年別集計

　１人気に一番多く騎乗している騎手は誰かと調べてみるとやはり武豊でした。今年はリーディングを取れなかったけど１人気馬には良く騎乗している。中には武豊が乗るので１人気になってしまうというパターンもあるんでしょうね。２番目は今年リーディングを取った内田博幸。１人気馬に２００回以上騎乗しているのはこの２人だけでした。１人気の信頼度から言えば武豊よりも内田博幸の方がいいですね。



　勝率がいい騎手を調べてみると（騎乗数が１０回以上で）江田輝男、スミヨン、宮崎北斗、武幸四郎の順でこの４人が勝率５０％以上。次いで和田竜二、デムーロ、佐藤哲三、秋山真一郎の４人が勝率４０％以上。５０回以上の騎乗数では和田竜二が勝率で１番、北村宏司が連対率と複勝率で１番でした。今年の北村はリーディング１０位で勝利数も昨年の５５勝から今年は８７勝と３０勝以上多く勝っている。今年はいいリズムで乗れていたんですね。



　今年良く乗れていたのはなんと言っても横山典弘。ダービー、天皇賞秋、マイルCSとＧ１を３つ勝っているし今年は１００勝を達成している。蛯名正義も良く勝っていた。特に午後のレースで勝っていたように思える。僕の中では出遅れランキング１位なので買いづらいし相性が良くない。だから、蛯名が好調だと馬券が当たらないんだよな。今年、あまり良くないのが後藤浩輝でリーディングは昨年の５位から１４位にランクダウン。１人気での成績も良くなかった。このクラスの騎手になると上手い下手と言うよりも騎乗馬の巡り合わせとかリズムが良くなかったのかもね。



　今年の成績が来年に続くかと言えばそういう事はないんだよね。リーディング上位のふたりは安定していると思うけど、そのほかはちょっと分からない。福永祐一と松岡正海には期待しているけどね。そうそう、今年相性の良くなかった騎手は岩田康誠でした。好きな騎手なので本命に推すことが多いけど、今年に限っていれば負けたレースで買っていた。岩田康誠は昨年よりも成績は落ちるけどリーディング３位だし、巡り合わせが良くなかったのかもね。

人気:１番人気　　騎手別集計

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