ダート回顧（土曜日）

　渡利特別　福島ダ1700m
　ラップ　7.0-11.2-11.7-12.7-13.0-12.9-12.7-12.3-12.8
　１０００ｍ通過が６２秒０と前半が速くなる福島にしては平均からやや遅いぐらいのペース。勝ったダノンビクトリーは鞍上の安藤光彰の好騎乗。スタートで気合いを入れて先行させ、終始内でロスのない競馬。勝負所で手応えが怪しくなるが、そこは地方騎手の腕っ節の強さでカバー。直線は外に出すとジワジワと伸びてブラックランナーの追撃を振り切った。ブラックランナーは外目で行きたがっていた。もう少しペースが速ければ良かったかも。今回は外枠なのでスムーズに追い上げる事が出来た。３．５倍は美味しいオッズだったけど見して正解。ストームタイガーは中館君がしっかり先行させての粘り込み。この馬もペースが速いほうが良かったクチ。特別戦だが、中央の平場のようなメンツだったな。

　2005年から先週までの福島ダート1700mのクラス別平均タイムを出してみました

タイム分析・クラス別平均 【福島ダ1700m】

　集計期間　2005～2007.4.15　／　重・不良馬場を除く

　京葉Ｓ　中山ダ1200m
　ラップ　11.9-10.6-10.8-11.5-12.0-13.3
　逃げ馬が揃ったのでハナの奪い合いかと思ったら抜群のスタートを切ったサチノスイーティーがスッと先頭に立つと、内から逃げそうだったサンアディユも無理をしないでスンナリと隊列が決まった。この時点で逃げ馬組はダメダメ。ニシノコンサフォスは手応え抜群で外目を悠々と追走していたが、結局サチノスイーティーを捕まえられなかった。以前のような早めに馬なりで並びかけるような競馬が出来なくなって来ている。トウショウギアは前走と違って掛かってしまった。チョウカイロイヤルは外目を手応え良く進んで直線もしっかり伸びてきた。ハンディとリフレッシュ効果があったのかもね。

　鹿島特別　中山ダ1200m
　ラップ12.1-10.6-11.0-12.2-11.9-12.8
　人気のラインドライブが順当勝ち。休み前はウエスタンウッズやノーザンキッズのスピードについて行けただけにこのメンバーでは負けないと思った。タケデンイーグルが先行して直線も脚を伸ばしてきた。赤木高太との相性もよく、また軽い馬場の適正もあったのかも。ヤマノルドルフは前走のように行けなかったが好位内目から伸びてきた。時計的には威張れないがメンバー次第ということで。ファインセンテンスは逃げないとダメな馬なのに控えてズブズブ。次はにげるだろう。

　陽春Ｓ　阪神ダ1400m
　ラップ　12.1-10.8-11.4-11.9-12.1-12.1-12.9
　１０００ｍ通過が５８秒３で平均ペース。砂がこなれてきて時計が速くなった印象。前崩れで終いの脚がしっかりした馬が上位に。サンライズレクサスがクラス上位だから次も人気だろう。昇級戦のブレイバーは強い競馬。フレンチデピュティ産駒はダートが合う。セフティーステージも展開が合った馬だがさすがに2000m→1400mだと追走に脚を使ってしまった感じ。追い上げてくるので外枠がいい馬。アドマイヤキラメキはスムーズだったとはいえここまで粘るとは。内ピッタリがいいんだろうな。

　サンライズレクサス本線で馬券を買うはずが、安部幸夫セトノシェーバーのレースリプレイを見て気が変わり、セトノシェーバーの複勝とサンライズレクサスとの馬連・ワイドを買ってしまった。

　阪神12R　阪神ダ1400m
　ラップ　12.5-10.7-11.5-11.9-12.3-12.0-13.1
　１０００ｍ通過が５８秒９の平均ペース。スタートの良かったシアトルバローズがこれまでと違って２番手先行策から粘り込んでアッサリ勝ってしまった。気分良く逃げるとこんなもんか。この条件ピッタリのナムラアトランテスが好位から伸びてきたが、またもや詰め切れなかった。馬券になる馬なので昇級しないのはありがたい。断然人気のランザローテは内で砂を被って頭を上げていた。直線は外に出して凄い伸びだったが届かず３着。独り相撲でこれだけ走れば次は確勝。シルクパスワードは２戦続けていい脚を使ってきた。次も平場なら狙いたいが、京都だと前が止まらないかな。

　お手馬ナムラアトランテスがまたもや稼がしてくれました。【手広く行く】作戦で７人気のシアトルバローズを抑えて高配当が来てくれた。

　【反省】
　土曜日は４レース予想して買ったのは２レース＋マイラーズＣ。ダートのレースは印通りに買っていれば４戦４勝だったが、オッズとにらめっこして回避。結局、１レースとっただけ。とれるレースは買っておかないとダメだな。