浜中俊が好調な理由

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 昨年のリーディングジョッキー浜中俊が今年も好調に勝ち星を挙げている。一ヶ月前までは浜中俊、内田博幸、岩田康誠、福永祐一、戸崎圭太が僅差で競っていたが7月が終わってみると浜中俊がひとつ頭抜け出す格好になった。昨年も夏に勝ち星を量産しリーディングに立ったが今年も同じ傾向がある。ここでま勝てるには技術だけではなく、騎乗馬の質も上がっているのではないかと思い調べてみた。



 昨年と今年の同時期(1月から7月)までの成績を比べてみると勝利数はほぼ同じだが、馬主の傾向が違っている。ご存じの通り現在のJRAでは社台の力が大きい。大きなレースになればなるほど社台の馬が勝つ。すなわち社台の馬(社台系)に乗ることが勝利数も重賞も多く勝てるということ。また、社台系を多く管理する調教師といい関係を保つことも重要。この2つを今年は実現していることが勝利数の増加に繋がっていると思う。また、1人気馬の騎乗数が増えている事も要因になっている。



 浜中俊はデビューして順調に勝ち星を増やし、重賞もスリーロールスで菊花賞をグレープブランデ-でフェブラリーSを勝つなど実績を上げてきた。特に社台系のグレープブランデーでフェブラリーSを勝ったのが大きい。これまでも社台系の馬に乗って重賞を勝ってはいるがやはりGⅠとなれば別格。小さな積み上げをして、大仕事をやってのけることで信頼を勝ち取っていくのがこの社会ではないだろうか。実績があれば、有力馬にワンポイント騎乗を依頼され、そこでまた実績をつくれば同じようにいい馬が回って来る。好循環になることで騎乗馬の質が上がってくる。この調子で行けば今年もリーディングを狙えると思う。





騎手リーディング 2013年7月末現在






浜中俊 2012年成績(馬主別)






浜中俊 2013年成績(馬主別)





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