横山典弘と藤沢和雄が2度目の決別か

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 藤沢和雄調教師と言えば関東のトップトレーナーで数々のGⅠを手に入れている。その、藤沢和雄厩舎の主戦と言えば横山典弘だった。しかし、コディーノの一件以来このふたりの関係が切れたようです。コディーノの一件とは、ダービーでウィリアムズ騎手への乗り替わりが原因でふたりの関係にひびが入った件。この事については各所で書かれているが真相は闇の中。ただ、実際に横山典弘はNHKマイルカップを最後に藤沢和雄厩舎の馬に騎乗していない。また、藤沢和雄厩舎に馬を預けている大物馬主の山本英俊氏(ペルーサ、リリエンタール)の所有馬にも騎乗していない。



 横山典弘と藤沢和雄、決裂の真相とは | netkeiba.comニュース

 横山典弘騎手と藤沢和雄調教師が喧嘩別れ!? コディーノ乗り代わりをキッカケに両者の関係が断絶へ・・・ 馬事総論

 

 横山典弘と藤沢和雄師は今回の一件が初めてではなく、以前も関係がこじれた時期があった。それは、2003年のダービー後に起こった。2003年のダービーは皐月賞馬ネオユニバース、皐月賞2着馬サクラプレジデント、そして青葉賞を勝ったゼンノロブロイが上位を形成した。レース直前の馬場状態は重馬場。前日の雨の影響をうけて力のいる馬場となっていた。このレースで横山典弘は2番手からの競馬をした。馬場を考慮すれば好判断だったかもしれないが、4コーナーでいい外目に出し、直線では馬場のいいところを通って伸びてきた。しかし、勝ったネオユニバースは内からスルスルと最短コースを通ってゼンノロブロイに併せるようにして伸びて差しきってしまった。横山典弘にしてみれば手応え抜群で4コーナーを回って直線も伸びているのに差されてしまったのだからショックだろう。それ以上にショックなのは馬主と調教師。これまで、好位で競馬をしていた馬がまさかの先行策。勝っていればその先行策が好判断と見なされるが負けてしまうと判断ミスと思われても仕方がない。何せ、外を回るロスが大きかっただけに着差を考えれば控えていれば違った結果になったと思うのが敗者の気持ちだろう。そして、この時期の横山典弘はトップジョッキーとしての自覚がないまま酒にのまれていた時期でもあった。そんなこともあってか藤沢和雄師は横山典弘に騎乗依頼することがなくなった。この後、約2年間ふたりの関係は途切れていたが2005年7月に復活した。しかし、今回のことで再び関係が悪化してしまった。横山典弘も今年で45歳。あと何年乗れるか分からないがふたりの関係が戻ることはあるのだろうか。



 以下に横山典弘騎手と藤沢和雄厩舎の関係が分かるデータを出してみた。集計期間は2008年~2013年8月4日まで。これを見ると藤沢和雄厩舎の主戦は横山典弘と北村宏司のふたり。しかし、獲得賞金をみると倍以上横山典弘が稼いでいる。次いで横山典弘騎手の成績をみるとやはり藤沢和雄厩舎の馬で多くを稼いでいるのが分かる。藤沢和雄調教師にしてみれば横山典弘騎手の代わりはいくらでもいるので問題ないが、横山典弘騎手にしてみれば騎乗馬の質が落ちてしまう事は否めない。となれば勝ち星も減り、賞金も減ってしまう。真面目に乗れば上手い騎手だから他の厩舎からの騎乗以来はあると思うが、今後大舞台に立てるかどうか・・・。





レース集計 調教師:藤沢和雄 - 騎手一覧 【期間:2008.01.05-2013.08.04】


藤沢和雄調教師と横山典弘騎手 その1




レース集計 騎手:横山典弘 - 調教師一覧 【期間:2008.01.05-2013.08.04】


藤沢和雄調教師と横山典弘騎手 その2




年度別成績 騎手:横山典弘 調教師:藤沢和雄 【期間:2003.01.05-2013.05.05】


藤沢和雄調教師と横山典弘騎手 その3



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